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「まごころ広場うすざわ」オープン

2011年5月04日  21時00分

震災被害者に無料で食事や衣料品を提供し、地域住民の交流を深めてもらうスペース「まごころ広場うすざわ」が、遠野まごころネットの全面協力で、大槌町にオープンしました。

大槌にオープンしたまごころ広場うすざわの様子

大槌にオープンしたまごころ広場うすざわの様子

被災された人々に「おいしくて栄養のある食事を食べてもらい、この町が元気を取り戻すためのシンボル的な存在にしたい」と臼澤良一副店長(62)らが発起人となって、避難所の敷地内に炊き出し場や食事スペースなどを確保。ボランティアが用意した食材を使って、もつ鍋、焼きそば、焼き肉、そして新鮮なイチゴ、リンゴなどが、詰めかけた約200人の地域住民に振る舞われました。 焼きそばの列に並んでいた50代の女性は「日本中から支援をいただいて、本当にありがたいですね」と感慨深げに話していました。

おいしそうにボランティアの用意した食べ物を頬張る家族

おいしそうにボランティアの用意した食べ物を頬張る家族

 

2 Responses to “「まごころ広場うすざわ」オープン”

  1. 臼澤良一 |

    八木様、まごころ広場の臼澤です。オープン当初の多忙な時期にも拘らず、遠くから駆けつけて頂き、大変ありがとうございました。最近のまごころ広場には、少しづつではありますが訪れる笑顔や笑声が聞こえるようになり、広場を開設した目的に一歩一歩近づきつつあると感じております。これも偏に八木様をはじめ多くのボランティアの方々の賜物と改めて感謝申し上げます。しかしながら、まだまだ緒に就いたばかりです。今後、多くの被災者が広場を訪れるものと思われますので、八木様から頂きました貴重なご提言を踏まえ、管理・運営に努めて参ります。6月においでの際には、少しでも変わったと思われるようなまごころ広場になるよう頑張りますので八木様のアドバイスをお願い申し上げます。臼澤良一

  2. 八木 優子 |

    4日から9日まで、まごころ広場で炊き出しのボランティアをした八木です。
    9日の会議で、今後、栄養士さんが加わってくださりそうという話を聞き、大変うれしく思っています。受身でなく、主体的に、炊き出しの献立、食材の量等を考え、作業の人の配置や時間配分を指示していただくには、参加して下さる現地の栄養士さんの効果的なローテーションと、栄養士さんによる支援物資の把握や必要物資の購入に栄養士さんが加わって采配をふるっていただくことが必要だと思います。それと、調理場や倉庫に棚がほしい。安定して炊き出しが出来れば、仮設住宅に移ってからも、まごころ広場がお弁当の配食にも生かせる。現地の人の参加による継続活動にしていくには、キャッシュ・オブ・ワーク的な発想で、ボランティアではなく現地の人による仕事になるのが理想ではないかしら?戦場のようなボランティア活動はいつまでもは出来ないと思う。衛生的にも梅雨や夏は心配。そのためには水道、ガス、下水・・・顧客人数の把握もいずれは必要。避難所の人だけが来ているのではないから。そのためには「まごころ 食事チケット 」のようなものを配布して、人数把握したらどうかしら? 避難所チケットはピンクの紙、他地域は黄色い紙に変えたりして。
    私がいた時、 カレーを作りすぎて、カレーの翌日はカレーうどん、3日目にもカレーと、カレーと同じ食材の入った味噌汁を作ったりしたので、しろうとには炊き出しの継続はむずかしい!と思いました。ぜひ、”まごころ戦略”で、お願いします。6月に又行きます。八木優子

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。