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5・15 遠野でJリーガー有志が被災地復興支援の「ふれあいサッカー教室」を開催!

2011年5月15日  18時05分

大好きなサッカーを通じて、元気になろう!

楽しそうにちびっ子選手と遊ぶ仙台FW柳沢選手(左)と磐田FW前田選手

遠野市サッカー協会と日本プロサッカー選手会(JPFA)が15日、遠野市宮守町の柏木平レイクリゾートで、東日本大震災の被災地復興支援活動として「ふれあいサッカー教室」(協力:遠野まごころネット)を開催した。

初夏を思わせる絶好のスポーツ日和の青空の下、団長役の「OBコーチ」の元日本代表MFの平野孝氏(36=解説者)を始め、Jリーグ2年連続得点王の前田遼一(29=磐田)、日本代表GKとしてW杯4大会連続出場の川口能活(35=磐田)、同じ東北の被災地・仙台のFW柳沢敦(33)、そして唯一の地元岩手県出身(二戸市)のMF飯尾一慶(29=J2東京V)ら、Jリーグ3クラブの8選手が笑顔で来遠。遠野市のサッカー少年団「ヴァレンテとおの」「リトルスターズ」、そして、大津波で多大な被害を受けた釜石市から招待された「FC釜石」「KRT」の計4チームの総勢91人と歓声を上げて、鬼ごっこからミニゲームまでを一緒に楽しんだ。

91人のちびっ子選手があこがれのJリーガーと仲良く記念写真

東日本大震災後、JPFAが選手を派遣して復興支援のサッカー教室を実施するのは初めて。初めて間近で見るスター選手の前で緊張気味のちびっ子選手を前に平野コーチが「サッカーという素晴らしいスポーツを通じて、みんなと出会いの場を設けることができました。どうか今日をきっかけに、元気に明るく前向きに頑張ってください」と励ました。飯野選手は「母の実家がある岩手は、僕の第2の故郷です。心配していたけれど、逆に僕の方が元気をもらいました。うれしかったし、必ずまた来ます」と声をはずませた。

子供たちを激励する岩手生まれの飯尾選手(左)

磐田のある静岡県では、大の子供好きで知られる日本代表FW前田は、当初は今回のメンバーではなかったが、活動の趣旨に賛同し、前日14日の仙台戦終了後、自ら進んで参加を申し出た。「どうしても自分もここに来たかった。みんな元気で本当に楽しかったです」と笑った。隣の宮城県から駆けつけた柳沢は、現在ケガで戦列離脱中だが、最初から最後まで子供たちと楽しそうに走り回った。「元気付けようとしてきた僕自身が、一番元気付けられましたね。最高のエネルギーをもらいました」と照れ笑いしていた。

2 Responses to “5・15 遠野でJリーガー有志が被災地復興支援の「ふれあいサッカー教室」を開催!”

  1. ぎん@プロジェクトつながる |

    サッカー教室でボランティアスタッフをしていた者です。
    まごころネットさんには大変お世話になりました。
    関東在住のため地元の皆様のご協力がなければ何もできません。
    本当にありがとうございます。
    当日はお天気にも恵まれ、子供たちも選手たちもギャラリーも
    みんな笑顔だったのが印象的でした。
    今後ともよろしくお願いします。

  2. スー |

     このような記事を読むと影で泥まみれになり頑張ってくれているボランティアの方々の励みにもなりますので、どんどん続けて下さい。 
    この記事を書いてくれている方への感謝の気持ちを込めて読んだ方も出来るだけコメントを入力して下さい。 裏方で頑張ってくれている方々の仕事の大変さは事務所の中の様子を見て良くわかりましたので。 たまには裏方となってニュースの作成に尽力されている皆さん自身の活動についても紹介されてはどうでしょうか。  世界中の方々がみなさんの活動を応援してくれていますので。 

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。