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ありがとう、船田隊長

2012年1月17日  08時32分

1月15日、船田浩二隊長がまごころの事務局に来られました。
旅立ち、すなわちまごころでの活動の終了を告げるために――。

中心奥が船田隊長。斜め前は奥さまです


船田隊長がまごころに来られたのは2011年5月。復耕支援隊(http://tonomagokoro.net/archives/tag/%e5%be%a9%e8%80%95%e6%94%af%e6%8f%b4-2)の初代隊長も務められましたが、一番よく知られているのは釜石市箱崎ハード部隊の隊長としてのご活躍です。 高潔な人柄と他者への思いやりを兼ね備えられた船田隊長は、理想的なリーダーであり、まごころの良心といえる存在でもありました。

言葉だけでなく、その日々の立ち居振る舞いで、数えきれないくらいたくさんのことを教えていただきました

これから船田隊長は山梨県に戻り、本業の山岳ガイドを再開されるそうです。 お別れするのはつらいですが、きっといつかまたお会いできるはずです。

箱崎ハード部隊の今後は若林良樹隊長の双肩にかかっています

船田隊長、今までおつかれさまでした。そして本当にありがとうございました。 お早いお帰りを心からお待ちしております。

「想いが寄り添う町、箱崎」 http://tonomagokoro.net/archives/11759

「第4回構成員会議~釜石市箱崎地区隊長 船田浩二さんからの報告」 http://tonomagokoro.net/archives/11444#more-11444

「ガレキの撤去と清掃活動は、被災された方々の心のケア」 http://tonomagokoro.net/archives/8072

MFA (Mountaineering for All「すべての人に登山を」) http://homepage2.nifty.com/mfa/toppage.htm

(文:柳澤 亮)

2 Responses to “ありがとう、船田隊長”

  1. 白濱雅也 |

    箱崎で聴いた船田さんの言葉は、震災と原発事故のあとの日本の惨状に暗澹たる気分でいたところで見つけた微かな希望でした。

  2. 開發 良二 |

    船田隊長、本当にお疲れ様でした。
    そして本当にお世話になり、ありがとうございました。
    隊長が毎朝言っておられた、初心を忘れるべからず!。それと、
    瓦礫の撤去は、いずれブルで整地される土地だがその前にきちんと綺麗にしてあげたいという土地の方々の心の為の大切な活動です。という隊長の言葉がいまでもしっかりとわたしの耳に残っています。
    たまにしかお手伝いできなかった私ですが、箱崎の仮設住宅に招かれて、貴重な秋刀魚つみれ汁をちゃっかりと隊長とともにご馳走していただいたことが思い出され、隊長がいかに現地の皆様との絆を大切にしてきたかよく分かりました。
    これからは、山に戻られるということですが、岩手の皆様の心にしっかりと隊長のことが根づいているにちがいありません。
    そして、いつ戻ってくるの?と願っているに違いありません。
    私もまたそう願っています。
    それまで、どうかお元気でご活躍をして下さいますように、
    そして、本当に今までありがとうございました。
    船田隊長様へ、        開發 良二

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。