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【三閉伊ウォーク】2012年2月25日(土)・第5日目:野田村野田~普代村普代(15.7キロ・計74.1キロ)

2012年3月03日  17時38分

普代村。 人口3,094。世帯数1,123(平成23年10月1日現在)。 東日本大震災による死者0名、行方不明1名。家屋倒壊数0棟(平成24年2月13日現在)。


三閉伊ウォーク5日目、朝7時ごろに起床。今日は朝から雪。
8時半ごろに支度をすませ、お寺の人にお礼を言って出発。

海蔵院の立派な山門

今日の雪は、多田代表が来たためか?

本日のスタート地点である野田村役場に行くと、多田代表が来ており一緒に歩くことに。

本日は、1日中雪のために歩きにくそうだ。サポーターの奥田さんは、先に今日のゴールである普代村まで車で行き、道中の道路状況を確認。
普代村の靴屋さんでスノーシューズを購入して、3人に履いてもらった。

野田村のマスコットキャラクター「のんちゃん」がお出迎え


11時半ごろ、本日の昼休憩場所である「国民宿舎 えぼし荘」に到着。

真面目にインタービューに応じる稲田さん

お昼は、レストランで「野田塩ラーメン + ミニ丼セット」を多田代表にごちそうになった。
昼食後、ロビーでFM岩手のインタービュー収録。

twitterで本企画を宣伝してくださるとのこと。ありがとうございます!


ロビーで休憩中、以前にまごころネットでボランティア活動された方と偶然出会う。 なんでも観光庁のモニターツアーでこちらに来ているとのこと。

休憩後、宿舎の敷地内にある「のだ塩工房」を見学。

職人さんから説明を聞く多田代表

この工房は、元々野田漁港にあったが、津波で流失したため、えぼし荘に移転したとのこと。
窯で海水を約2日間かけて煮詰めて作った塩は、辛さがまろやかで、やさしいしょっぱさだった。

午後からは多田代表と別れ、また3人で歩く。

「どうも稲田です」

宮古まで71km

積雪が15センチほどあり、また歩道はほとんど除雪されていないため、とても歩きにくい。

まさに東北の冬の海

 

飛び入り参加の方がいきなりカメラマンに。。。


途中で、応援にきたボランティアの高橋豪さんに遭遇。一緒に歩いて頂けるということで、いきなりカメラマンをやっていただきました。

普代村に入り、第一村人に遭遇。
挨拶をすると、むこうから「歩いて旅をしている人?」と声をかけてきてくれた。 話をお聞きすると、どうやら各家庭にある電子掲示板に三閉伊ウォークのことが流れたらしい。

普代村、第一村人に遭遇


その後も、雪かきをしている村民の方々に続々と声をかけてもらいました。

普代村の皆さん、ありがとうございました。

普代村の皆さん、ありがとうございました。

戸惑う高校生。ごめんなさい

若林さんが、雪かきをしていた高校生を見かけ、いきなり手伝いだした。

町の中心部に入り、「上神田精肉店」でコロッケ、フランクフルトを購入して、立ち食い。

若林「うまい」

 

16:10 本日のゴール地点、普代村役場に到着。
土曜日にも関わらず、庁舎内へ案内してくれて、コーヒーもご馳走になりました。

普代村役場に到着

普代村役場の方、ありがとうございました

休憩後、本日宿泊させて頂く嵯峨商店へ移動。今夜はここで地元の方々との交流会が開催された。 会場である2階の部屋に上がると、机の上には驚くようなご馳走が・・・・。

毛ガニや刺身が・・・ このほかにも具だくさんの味噌汁や煮しめ、タコの燻製などが出てきた

一同大変驚き戸惑っていると、嵯峨商店の社長嵯峨政嘉さんとご友人の方々が登場。 まだ全員がそろっていないがとりあえず乾杯することに。

とりあえず乾杯

全員がほぼ集まったところで、改めて社長の嵯峨さんから挨拶の言葉を頂き、皆で乾杯。

ほぼ全員が揃い、皆で乾杯

本日集まって頂いた方々は、嵯峨社長以外に社長の奥さんケイコさん、地元のコーラス団「ライオット風」の 元団長さん、スノーシューズを購入した「靴のまわたり」のご主人、嵯峨社長のご友人の行政書士の方、元小学校の校長先生、昼間コロッケを購入した「上神田精肉店」のご主人、嵯峨商店の従業員の方、とにぎやかな顔ぶれが集まった。

歓待に恐縮・・・

笑顔の交流会

毛ガニを食べるのに忙しい若林さん

のぼりにメッセージを書いていただきました

コーラス団の元団長さんがシャンソンを披露。皆下を向いて聞き入っています。

社長の嵯峨さんは、我々のために料理だけでなく普段使用していない高級な食器や大変高価な掛軸を出してくれた。 しかし嵯峨社長の一番の自慢は、食器や掛軸でなく、奥さんのケイコさんだ。宴会中、ところどころで嵯峨社長の 奥さん自慢が入る。 「どうですか?今日の料理。すべて家内のケイコが作ったんですよ」 「皆さん、ケイコの第一印象はどうですか?」

後でこっそりとケイコさんに社長とのなれそめをお聞きした。 昔ケイコさんのお母さんが商店を営んでおり、そこでケイコさんが魚のあらを市場で仕入れて お店で売っていたそうだ。魚のあらを仕入れるという人はめずらしくて、それで 社長の目にとまった、とのこと。

歳をとっても、未だに奥さんのことを自慢できる社長、その社長を自分自身は目立たないようにして支える奥さんのケイコさん。 とてもほほえましく、うらやましいご夫婦です。

皆さん、本当によい笑顔です。

途中で、わざわざ町内の写真屋さんを呼んで、皆で記念撮影。
交流会は22時ごろまで続き、最後もう一度記念写真を撮ってお開きとなりました。

・・・実は 今回の震災で、久慈市にあった嵯峨商店の自社工場は被災していた。 それなのに初対面で、ただ歩いているだけの我々のために、これほどまでにお接待をしてくれて、本当になんとお礼を申し上げてよいのか言葉が見つからない。・・・

社長の嵯峨さん、奥さんのケイコさん、ならびに本日ご参加頂いた地元の方々。皆さん本当にありがとうございました。 (尚、嵯峨さんのところは、マルサ嵯峨商店ホームページも開設されているとのことです。)
明日も頑張って歩きます。

(文:阪路)

 

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。