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【三閉伊ウォーク】2012年2月24日(金)・第4日目:久慈市赤浜展望台~野田村野田(14.3キロ・計58.4キロ)

2012年3月04日  11時21分

野田村。 人口4,639。世帯数1,671(平成23年10月1日現在)。 東日本大震災による死者38名、行方不明0名。家屋倒壊数479棟(平成24年2月13日現在)。 岩手県北で最悪の被害を受けたところです。


スタートしてから4日目 晴 7時ごろ起床。 7時半ごろ、昨夜お世話になった晴山真理子さんが朝食を持ってきてくれた。 出発前に昨夜豚汁を持ってきて頂いた高橋さんがお見送りにきてくれたので 玄関前で記念写真を撮る。

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晴山真理子さん、高橋さん、ありがとうございました。


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9時 赤浜展望台をスタート。



サポーターの私と奥田さんは、車で本日のコースを確認。午前中のコースは、小袖海岸沿いを歩くコースだが 道幅が狭く歩道がないため、注意して歩かないと危険だ。 午前中までのコースを確認後、歩き3人と合流。
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つりがね洞

「北限の海女」で有名な小袖漁港に入り、津波で全壊した小袖海女センターの跡地に立ち寄る。
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「北限の海女」マンホール
夫婦岩

その後、高台にある集落に向かって歩く。 集落に入ると、休憩中のお母さんを発見。挨拶をして、しばらく立ち話。 小袖漁港では年々魚が取れなくなり、このあたり漁師さんたちは出稼ぎにいっている人が多いとのこと。お母さんと別れたのち、本日の休憩場所を目指す。

11:50 「三崎林業センター」に到着。昨日もお世話になった五日市さんのご配慮で、本日はここで昼休憩をとらさせて 頂くことになった。

海蔵院
昼食後サポーターの私と奥田さんは、また久慈市内に戻りコインランドリーで洗濯や車の給油を行う。 その後本日お世話になる海蔵院に向かい、お寺の方にご挨拶。


野田村災害復興ボランティアセンター
その足で野田村役場に行き、役場横のボランティアセンターにご挨拶。

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4:10歩き3人組が本日のゴール「野田村役場」に到着。

到着後野田村役場に挨拶に出向くと、なんと村長が面会してくれることになった。 応接室に案内され、野田村の村長小田祐志さんからお話を聞く。小田村長さん自身も家を津波で流されているが、そのことについて 「ある意味流されてよかった、被災者の皆さんと同じ立場で話し合うことができるから」 と語っていたのが印象的だった。 最後に村長と一緒に皆で記念撮影。

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村長小田祐志さんと面会


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小田村長さん、お忙しところありがとうございました。



役場を出た後、「道の駅のだ」に立ち寄り、野田村のマスコットキャラ「のんちゃん」グッズを購入。その後、昨日の「久慈健康ランド・古墳ノ湯」にまた行き、入浴。 夕食はラーメン屋ですませ、本日宿泊させて頂く海蔵院に移動。 22時ごろ就寝。
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「のんちゃん」は鮭の稚魚だ




野田村、本当にいいところです。みなさんもぜひ来てみてください!


今日のワンコ
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「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。