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6.18ヒマワリプロジェクト始動

種をまくボランティア。夏にはどれだけたくさんのヒマワリが咲くのでしょうか

陸前高田市米崎町で、ある一軒の個人宅の畑を総勢50人のボランティアで訪れました。この家に住むのは今月18日に誕生日を迎える吉田愛子さん(66)とその夫、吉田信さん(69)の二人。吉田さん夫妻が住む家は海から2キロメートル程離れたところにあるにも関わらず今回の震災で被害を受けてしまいました。1つの畑でキュウリを、もう1つの畑でリンゴを育てていましたが、今回の震災でキュウリを育てている畑が海水、泥水、それに瓦礫まみれになってしまったのです。家の中は背丈ほどの水位まで浸水してしまい、玄関の前には大量の瓦礫があったため、しばらくの間は家に入ることもできませんでしたが、現在は多くのボランティアが家や畑を掃除して、大部分の瓦礫が片付きました。

まごころネットでは新たに、ヒマワリの花を咲かすプロジェクトを始めました。ヒマワリは塩分を吸収する効果を持っています。成長していく過程で津波として押し寄せてきた海水の塩分を地中から抜き取り、たくさんのヒマワリを庭や畑に咲かすことで人々に笑顔を咲かそうというプロジェクトです。今回はこの吉田さん夫妻のお宅でヒマワリの種をまくことになりました。強く日差しが注ぐなか、ボランティアは畑に残った小さな瓦礫や木くずを手で拾い集め、午後になると訪れたボランティアの全員が一つ一つ丁寧に種を植えていきました。

ポルトガルからボランティアに来た方も。

  吉田愛子さんは「こうしてたくさんのボランティアさんに助けられてきたので、たくさんのヒマワリを咲かせて私たちを訪ねてきてくれる方々に『ボランティアさんがやってくれたんだよ』と伝えたい」。と笑顔で話されました。