3月3日(土)甫嶺仮設団地でもちつき大会が開かれました。
2月にお茶っこで伺った際、集会所に飾られていたひな壇を前にして「ひなまつりになったら、おもちでもついて食べたいね」という声があがり、甫嶺仮設自治会主催で今回の開催となりました。
晴天に恵まれた当日。
前日から住民の方がうるかしてくれていたもち米を蒸すところからスタート。
一度につく四升を二軒のお宅で手分けして蒸すために、同時に蒸しあがるようご近所さん同士で声を掛け合います。
その間にも住民の方々の声かけで、子どもたちがどんどん集まり、外で走りまわっていました。
もち米がふっくら蒸しあがったところでいよいよもちつき開始。
といっても私たちはほとんどおまかせ状態(笑)
以前は家庭でもちつきをしていたという住民の方々の手慣れた様子に惚れ惚れしていました。
おもちがつけるようになるまで、もち米を杵でこねていくところから子どもたちは興味津々。
『おもちつきたいひとー』と声がかかると、一斉に手が上がりました。
大人住民とボランティアで補助をしながら、幼稚園児から小学生まで、一緒におもちをつきました。
ぺったんぺったんつくたびに、自然と『よいしょー!よいしょー!』と威勢のいいかけ声と手拍子があがっていました。
つきあがったおもちはお母さんたちの手でみるみるうち『あんこもち』と『きなこもち』になり、参加者に振る舞われました。
集会所はすぐに子どもたちでいっぱいになり、みんな自分たちでついたおもち満足そうな様子。
みんながふわふわのおもちに満足したころ、幼稚園の子どもたちが『お礼におひなまつりの歌を歌います』と可愛らしい合唱をしてくれました。
あまりの可愛さにアンコールの声があがり、もう1曲歌声を披露してくれました♪
今回は自治会主催で開催したこともあり、当日ももちつきや調理、近所の小学校への声掛けなど、住民同士で意見を出し合いながら行われました。
大勢の子どもたちが参加してくれて、生き生きとしたイベントとなりました。
私たちボランティアも楽しませていただき、おもちも美味しくいただきました。
記事:川村純代