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0721 九州支援隊からの中間報告

部隊が遠野を出発してから1週間が経ちました。

出発してから3日後にようやく福岡に到着、九州同窓会のみなさんと合流しました。災害後すぐに現地へ駆けつけ活動してきた同窓会のメンバーに現地の被害状況を聞きながらしばし休息。その日は福岡で1泊し、4人は熊本へ。

一団はまず遠野市と友好姉妹都市でもある菊池市へ。菊池市社会福祉協議会へご挨拶。ボラセンが立ち上がるのは翌日ということでひとまず阿蘇市に向かいました。阿蘇に向かう途中、被害の深刻さを目の当たりにしました。


阿蘇市のボラセンは6月末に大規模な水害を想定して防災訓練をしていたそうで、
非常に統制がとれていました。この日も地元の学生が来ていたこともあり500人のボランティアさんを受け入れていました。やはり物資は足りていないらしく、特にボランティアさんが使うタオルや飲料水、軍手、スコップが不足しているとのことでした。なかなか装備や持ち物を周知させるのは難しいようです。

夜は菊池市に戻り町議会議員の林さん、NPO法人青年協議会の上村さん、地元の若者のリーダー池田さん、副知事の奥様の小野さんと合流。熊本での今後の活動について打合せをしました。「現地にどのようにして効率よく人を運ぶか、情報集約のためにHPを作ろう!行政やボラセンの目が行き届かない地域をどうする。」などを熱く語り合いこの日は解散。林さんのお宅に宿泊させていただくことに。本当にありがとうございます。



翌日は二手に別れて行動。一方は昨日お会いした青年協議会の上村さんと共に県庁と阿蘇市役所を訪問して被害状況などを確認。情報は集まっていましたが、まだ雨が降っていることもあり対策は進んでいないようでした。阿蘇山付近では数えきれないほどの土砂崩れがあり、川はえぐられ近付くのは危険な個所がたくさんあります。

水の怖さを改めて思い知らされました。

3日目は菊池市ボラセン手伝い、南阿蘇、龍田地区の視察。
翌日から菊池ボラセンでは受け入れが開始。
初日から高校生が約130人参加するとのことでバタバタしながらも準備で大忙し。
意見を求められる場面も多く、みなさん「いてくれるだけで安心する」といっていただきました。
南阿蘇でもボラセンが立ち上がりましたが、危険もあるということでボランティアさんはそこまで必要ではないとのこと。


菊池の泗水地区では高校生が大活躍。みんなで家屋の清掃、床下の泥だしなどをしました。今回の水害の作業は大体が家屋の泥だしです。気温が高く蒸し暑いのでかなりの重労働でした。まごころスタッフもヘロヘロです。龍田地区は阿蘇と同様に毎日300人は必要な模様。またボラセンから現地にボランティアさんを運ぶ車両が足りないとのことでした。今回の水害で多くの車が水に浸かりダメになってしまったそうです。熊本県ではやはり阿蘇と龍田が甚大は被害を受けたようです。もちろんほかの地域でもたくさんの被害があります。五木村など孤立してしまっている地域も多くあります。

まごころ部隊は熊本を中心に活動していますが、ほかにも被害を受けている地域はたくさんあります。まだまだ物資もボランティアさんも足りていない地域が多いです。まごころのHPでも各地域の情報を発信していますので、ご確認のうえ的確な応援、支援をよろしくお願いいたします。

僕たちは東北の支援活動のために集まった仲間です。
でもこれからは少し視野を広げ、様々な問題に気づき行動していけるようになりたいと思っています。九州で活動していると「岩手からきたの!?そんな遠くからありがとう」とよく声をかけてくれます。僕たちも全国、世界中からたくさんの方々に支援にきてもらっています。

絶対忘れてはいけない気持ち。


その感謝の気持ちと大切な繋がりを忘れずにこれからも活動していきます。