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0727 「明日、悲別で」大船渡で公演

2012年7月27日  15時58分

遠野まごころネットが少しお手伝いをした倉本聰さん作・演出の「明日、悲別で」が26日、大船渡市のリアスホールで上演されました。人間の幸せとは何かを問いかけた劇に、感動した観客の拍手が鳴りやみませんでした。倉本さんが、被災した人たちに希望と夢を届けたいと企画した無料の公演で、被災3県で14カ所で公演します。

舞台は、架空の炭坑の町「悲別」。その坑道奥深くに、先輩たちが希望を詰めたタイムカプセルを埋めており、廃坑から20年たった2011年の大みそかに,それを掘り出そうとかつての炭坑労働者が集まりました。3.11で被爆した福島原発で働く人、町議になり放射性物質の埋め立て地に廃坑を使おうとする人。様々な人が舞台に登場します。そして最後に、先輩が埋めた希望が~。


一つ一つの台詞が胸に突き刺さりました。終演後の拍手は鳴りやまず、カーテンコールが3回もありました。倉本さんも壇上に出て挨拶しました。見ていた被災者は「震災後は,水を自分で運んできていました。最後は自分の力でしか生きられないのに、あまりにもいろいろなものに頼りすぎていたことがわかりました。」と話していました。

この劇を、全国に巡回してもらわないといけないと思いました。実行委員会を作ってやろうという人はいないでしょうか。各地でそれが起きればできるのですが。劇団との橋渡しは,遠野まごころネット(担当 木瀬)がいたします。

http://www.kuramotoso.jp/2012_Summer/top.php


(文・写真 木瀬公二)

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。