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吉里吉里の森から その2


 8月3日、久々に大槌町の吉里吉里の森を訪れてみました。

以前の記事でも取り上げた、吉里吉里保育園建設予定地です。

7000坪の敷地には、保育園の新園舎の他にもグループホームや森の学校、コテージなどの施設が、海を見下ろす山の斜面という地形を生かして建設される予定になっています。

まごころネットのボランティアは2012年5月からこの森で作業を続けています。

この土地はもともと鬱蒼とした森林でした。建物を建設するには業者による木の伐採が必要です。私たちは、その準備段階として、下草や灌木を切り払っているのです。

当日の作業地は、保育園予定地の一部。保育園ができたら、この辺りは芝生の斜面で子どもが遊ぶ庭になります。

全員がヘルメット、クマよけの鈴、のこぎりを装着しての作業です。起伏のある土地にびっしりと茂っている下草や灌木を切り、木に巻き付いているつる性の植物を引きはがします。木を切るときには、周囲の人がケガをしないよう声をかけあって注意。汗を拭きふき、作業に没頭しました。

この日に下草を刈った保育園予定地は近日中に測量の予定となっています。

 

担当スタッフは「素人であるボランティアさんを山に入れての(危険を伴う)作業なので、安全確保のためにかなり気を遣う」と胸の内を話してくれました。

それでもこの活動は何回も来てくれるリピーターのボランティアさんが多いとのこと。さわやかな森林の中で汗を流して働くこと、子ども達や地域のための施設建設のお手伝いをすることが人を引き付けるのではないかと思います。

 

広大な吉里吉里の森での活動は、少しずつではありますが、まだまだ続きます。

担当の隊長さんからのひとこと「津波に負けない未来づくりに、力を貸してください!」

 (写真・文 取材班 飯嶋朋子)