★活動ピックアップ 2014年3月中旬 (※遠野まごころネットの活動の一部をご紹介しています)
●3/10(月)陸前高田市にて、震災写真展の準備作業
震災語り部・釘子明さんによる写真展が陸前高田市内で開催されました。震災直後からご自身で撮りためていた写真ですが、地元の方は辛くて見ることができなかった写真だそうです。それらを、震災から3年が経つこの日に、地元の皆さまに向けて公開されました。準備を手伝ったボランティアの皆さまも、食い入るように見ていました。
●3/11(火)東日本大震災から3年
遠野本部の朝礼には64名のボランティアさんが全国、また海外から参加してくださり、海に向かって皆で黙祷を捧げました。「復興が進まないまま3年を迎えてしまった」という多田理事長の挨拶に、涙ぐむボランティアさんもいらっしゃいました。
朝礼後、釜石市・箱崎地区、大槌町、陸前高田市へとそれぞれが追悼と追悼行事のお手伝いに向かいました。午後に出発する組に向けて、多田一彦理事長がまごころネット発足時と現状の課題についてお話されました。
大槌町での追悼イベントの様子です。準備から参加させていただき、地元の方々や他の支援団体とともに役場前で黙祷し、キャンドルナイトを行いました。
陸前高田市の追悼イベント・「高田に輝(ひかり)の花を咲かせよう」の様子です。3月9日~11日の3日間にわたり開催されたこのイベントは地元の青年たち独自に企画されたものなので、何とか成功させたいと思い、2月の準備作業からお手伝いさせていただきました。朝から本番準備、夜に本番、そして片付けと一日作業のため、現地に泊まり込みでお手伝いさせていただきました。
使われたLEDやペットボトルキャンドルは、全国の支援者から贈られたものです。まごころネットも微力ながら呼びかけをさせていただき、当本部に届いたペットボトルキャンドルを使っていただきました。
ご支援くださったみなさま、本当にありがとうございます。
そして夜。本部に戻られたボランティアの皆さんとキャンドルナイト。ボランティアの皆さんで作った「輝」というキャンドル文字を囲みながら、臼澤副理事長の被災体験を聞きました。
●3/12(水)追悼イベントの片付け作業
陸前高田市の追悼イベントの片付け作業をお手伝いしました。改めて見ると本当に何もなくなってしまった旧高田駅前。ここに「輝(ひかり)の花」を3日間咲かせた地元の青年たちは、とても頼もしく思います。
●3/13(木)雪かき作業
また大雪が降ったこの日、まごころ就労支援センター釜石と遠野本部前のビニールハウスの雪かき作業を行いました。
●3/17(月)
遠野市立土淵小学校様から、ご寄付を頂戴しました。こちらの寄付金は、2012年から毎月11日に、JRC委員会の生徒さんが全校生徒に復興募金を呼び掛けて集まったお金とのこと。生徒さんは毎月おこづかいの一部を募金に寄付してくださったのだと思うと、大変ありがたく、嬉しい気持ちでいっぱいです。
いただいた寄付金は、まごころサンタ基金へ使用させていただきます。本当にありがとうございました。