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【平成28年熊本地震】支援の現場から(活動の記録)

東日本大震災の際にいただいたご支援への「恩返し」・遠野まごころネットの熊本地震被災地支援のリポートです。

※その他の支援活動につきましてはこちらをご覧ください。

 

◯5月19日(木)

ある避難所より水が不足しているとのお話をうかがい、連携して活動しているNPO法人ロシナンテス様の本部のある北九州市様よりご支援いただいたペットボトルの水をお届けしました。

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基本的に水が不足しているところは減少していますが、必要とされているところがないわけではないと思います。ニーズをより一層丁寧にかつ細かく見て、対応していく必要があります。

 

◯5月24日(金)

阿蘇市車帰地区にて、家財や農機具などの片付け・整理作業を行いました。

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地震で被害を受けた建物を解体後、出てきた物を家族の方だけで整理されていて、震災後1月半、疲れもかなりあるようです。なかなかニーズにはあがってきませんが、細かくまわると、いろいろと見えることがあります。

 

◯5月30日(月)

阿蘇市一の宮地区で、床板剥がしの作業をしました。
20160530 Aso
本来なら大工さんにお願いをするところですが、大工さんが忙しくなかなか来てもらえず、少しでも復旧を進めたいとのことで、ご依頼をいただきました。
ボランティアの皆さんのおかげで、無事に作業を終えることができました。

 

◯6月16日(金)

本震発生から2ヵ月です。
被災地域の現状も、日々変化をしてきました。緊急支援から復興支援へと変化をしていく中で、様々な課題がでています。減少はしていますが、今現在も6431名が避難所で生活をされておられます。車中・テント泊の方、自宅の納屋などで生活をされている方もおられます。仮設住宅の建設・みなし仮設の対応などが進められていますが、実情に追いついていないのが現状です。梅雨に入り雨が続くと、がけ崩れ・山崩れの心配、半壊の家なども雨漏りの心配が出てきます。心身ともに疲れが出てくる時期です。長期的な視点を持ち、心の復興を念頭においた支援が必要です。
被災地域を回らせていただくと、ストレスを抱えられている方が、多くいらっしゃるのを感じます。心のケアやコミュニティ再建の必要性が、より一層求められています。専門性がなくとも、被災された方々の声に、寄り添って頂ける人が必要です。

写真は、崩落した阿蘇大橋付近と、今現在も動いていないJR豊肥本線の赤水駅です。

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阿蘇大橋近辺では、いまだ行方不明の方がおられます。阿蘇市の赤水駅に停まっている車両は、脱線した車両を駅まで少し移動して、置いてあるものです。地域により被災の状況も異なり、いまだに倒壊家屋がそのままの状態の地域もあります。

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地域ごとに、必要なこと・求められていることも違いがあります。その地域・状況に沿った支援が大切です。阿蘇大橋の崩落により、国道57号線が通行止めになり、JR豊肥本線は肥後大津~豊後萩間が不通のため、通勤通学に苦労をされている方もたくさんいます。

復興には、長い年月がかかります、長く長く熊本に思いを寄せていただければと思います。

 

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