岩手県の高校生をドイツに派遣し、異文化に触れて見聞と視野を広めてもらい、将来の東北復興の力になってもらうことを目的とした「翼」独日高校生交流プロジェクト(主催:NPO法人絆・ベルリン。共催:ロバート・ボッシュ財団、NPO法人遠野まごころネット)。2013年より5か年の計画ではじまったこの事業、今年2017年夏の派遣が最後の派遣となりました。その最後の旅の報告会が、10月1日(日)、遠野駅前の遠野まちおこしセンター「あすもあ遠野」で開催されました。
約2か月ぶりに再会した派遣生たち。
制服姿だからか、すこし大人びてみえました
まず理事長の臼澤から開会のご挨拶。
続いて6人の派遣生たちによる、ドイツで披露した英語でのグループプレゼンテーションの再演
そしてそれぞれの旅の報告です。
直前まで個人報告の資料づくりをしていた派遣生たち。見事な発表で、ご家族や学校関係者のみなさまに思いを伝えることができたようです。
2013年から2017年までの5か年にわたり開催された「翼」独日高校生交流プロジェクトもこれで一区切り。これまでに岩手県内9市5町1村(盛岡市、滝沢市、花巻市、奥州市、一関市、遠野市、宮古市、釜石市、大船渡市、紫波町、矢巾町、岩泉町、大槌町、住田町、野田村)の高校生29名をドイツに派遣いたしました。
これから、ますます成長していくであろう派遣生のみなさん。
プロジェクトを通じて経験したことを活かし、東北の復興と将来に貢献していただければと思います。
これまでサポートいただいたご家族のみなさま、学校関係者のみなさま、絆・ベルリンのみなさま、ロバート・ボッシュ財団のみなさま、他多くの関係者のみなさまに、改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
◯これまでの派遣の記録
2013年(8月6~15日) 派遣生5名(野田村、宮古市、大槌町、釜石市、住田町)
2014年(7月29日~8月7日) 派遣生6名(盛岡市3名、一関市、遠野市、紫波町各1名)
2015年(7月28日~8月7日) 派遣生6名(盛岡市、一関市、滝沢市、矢巾町、宮古市、大船渡市各1名)
2016年(8月1日~11日) 派遣生6名(盛岡市2名、一関市2名、遠野市、宮古市各1名)
2017年(7月24日~8月3日) 派遣生6名(奥州市2名、花巻市、遠野市、宮古市、岩泉町各1名)