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討議「震災の風化を防ぐ」「自立をさまたげない支援」とは(5)

これまでのディスカッションの内容を、遠野まごころネット副代表の多田一彦さんがまとめました。

多田一彦さん(遠野まごころネット): みなさん大事な話をしてくださいました。菊池新一さんは、全体の緊急支援の中で、物資の観点からいくと一つひとつの物資を大事にし、どのようにうまく物資の支援を止めていくかということを考えなければなりません。

一方、大関さんが言った弱者救済という観点では、一人ひとりに深く入っていって、一緒に悩んで支援をしつづけなければなりません。

同じ場所で同じ活動をしていると難しい問題がでてきます。私のプレゼンで「パーソナルなサポートは組織を分けるべきだ」といったのはそういうことです。同じ考え方で支援をすると難しいから、これは難しいままで別々の形でやってもいいじゃないかという意見もあります。

同じ土俵で考えると違うことを言っているように感じるが、本当は両方とも同じ路線にあります。

この報告会で思ったことは、岩手県も我々も、参加してくれている外部団体も向かう方向は同じベクトルにあるということです。本当にそう感じます。だから必ずみんなで協力し、よい支援を続けていけるでしょう。

私は、我々のようなボランティアが早くいなくなるために活動をしています。早くいなくなりたいんですけど、まだちょっと無理があります。知らない間に仮設住宅に入ってボーッとしている人がいます。声のない声を聞かなければいけません。

遠野まごころネットは私たちだけではやってこれませんでした。全然やれなかったと思います。本当に私たちだけでは無理でした。みなさんがいたからここまでやってこれたと思います。

でも、まだなんです。全然まだなんです。これからなんです。復興に向けてこれからどんどん必要なことが増えて、みんなの力が必要な場面が増えてきます。だから本当によろしくお願いします。

人っていいですよね。今回、本当に思いました。人も、世の中も、世界もまだまだ捨てたもんじゃない。絶対みんなで復興ができるはずだと信じています。本当にみんなありがとう。遠野まごころネットの仲間、それを支えてくれる人たちみんなに感謝します。ありがとうございました。

~おわり~

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