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被災地復興支援ボランティア活動報告(3) – 7/2

被災地復興支援ボランティア活動報告(3) - 7/2

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IT関連企業勤務 横浜在住 塚田 将
日程: 7/2(土)
場所: 岩手県大槌町
団体: 遠野まごころネット

被災地の現実

今回の活動を通じて感じたのは、私が初めて被災地ボランティアに参加した2ヶ月前と何ら状況は変わっていないということです。
一部のメディアでは、復興が進んでいるとの報道がなされていますが、少なくとも岩手は、震災から4ヶ月近く経過する今もなお、復興どころか復旧のためのスタート地点にさえ辿り着いていないところが大半を占めています。
この現実が知らされず、事態が風化してしまうことを危惧しています。

大槌町の泥かき

今回は、大槌町・小槌というところで、津波により積み上がった汚泥の除去作業を行ってきました。
すっかり固まってしまった汚泥は、ヘドロ、木片、ガラス、衣類等から成り、スコップで切り崩して土嚢袋に積め、汚泥の廃棄場所に軽トラックで運びました。
気温30度近い炎天下、粉塵舞う中での作業のため、20分作業を行う度に10分休憩するという繰り返しでした。

大槌保育園にて

作業の終わりに、近くの「大槌保育園」の理事長の方からお話を聞くことができました。
震災の日、避難訓練通り、保育士の方達と園児達は、避難場所の高台のローソンに避難したそうですが、海の方から、砂煙を上げて津波が迫ってくる様子を目の当たりにしたそうです。
そのローソンに向かって、1本1本と電柱が倒されていき、津波が近づいてくる状況に危険を感じ、急遽、更に高台の山の方に避難をしたそうです。
しかし、残念ながら、6名の園児が亡くなり、3名の園児が今もなお見つかっていないそうです。
この話を聞き、私も子供を持つ親として非常に辛い気持ちになりました。

園児をおんぶ「山に逃げろ」 大槌保育園、30人救う [2011/4/3 情報元 岩手日報 WebNews]
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110403_8

ボランティアの現実

国民不在の国政が続いており、いつまで経ってもまともに復旧・復興のキックオフがされないため、遠野のセンターのボランティアスタッフは、今もなお、常時150名体制でフル稼働しています。(陸前高田に100名、大槌に50名が毎日送り込まれます)

今回、7/1(金)の就業後に夜行バスで現地に向かい、7/2(土)朝に現地入り、大槌で一日作業して、その日の夜行バスで東京に向かい、7/3(日)朝に帰宅、軽くシャワーを浴びて、戸塚で野球の練習という強行スケジュールを敢行しましたが、流石に疲れました。
ボランティアは無理の無い範囲で。