遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

印刷用ページを表示 印刷用ページを表示

「分かち合い隊」が避難所の班長代理業務を開始

2011年5月11日  11時47分

分かち合い隊が炊事のお手伝いをしている陸前高田市の長部コミュニティーセンター(コミセン)で、避難所班長の仕事をサポートする活動が始まりました。

市職員(手前)と話し合う「班長代理」の田辺さん

避難所では子どもからお年寄りまで大勢の人が共同生活しています。このため避難している人たち1人1人の健康や支援物資の配布状況に目を配り、行政や支援団体とのパイプ役になるリーダー(=班長)の存在が不可欠です。しかし、班長自身も被災者であるため、班長の業務をこなしながら、自らの生活再建を目指すのは容易なことではありません。「せめて1日数時間でも代わりがいれば、自分たち班長も仕事や職探しに専念できるのに…」ある班長からそう打ち明けられたのをきっかけに、分かち合い隊が日中の間だけ「班長代理」を務めることになりました。長部コミセンの班長が日中にする大事な仕事の1つに支援物資の搬入があります。5月10日から班長代理を任せられた田辺野奈さん(22)は物資を保管している長部小学校体育館で、翌日の搬入に備えて陸前高田市の職員から説明を聞きました。また避難所の各部屋を回って市役所からの連絡事項を伝え、お年寄りの質問に答えるなど、堂々と班長業務をこなしていました。

分かち合い隊としての今後の課題は、次に来るボランティアを確保し、班長代理の仕事を順々に引き継いでいくことです。なるべく長期間活動できる人を見つけ、継続的に班長業務をサポートすることが重要になります。しかし個人のボランティアの性格上、活動できる期間が限られている人も多く、担当者の悩みの種ともなっています。 陸前高田市では8月のお盆ごろまでを目途に、避難所の全世帯が仮設住宅に移転する計画を進めています。このため避難所は段階的に縮小・集約されると見込まれ、新しい班長が選ばれたり、新たな班長業務が出てきたりするかもしれません。分かち合い隊もそうした変化に対応しながら、避難所班長さんたちの仕事をできる限りサポートしていきたいと考えています。

2 Responses to “「分かち合い隊」が避難所の班長代理業務を開始”

  1. にしうら |

    分かち合い隊の皆さま、連日の活動お疲れ様です。
    私も5月5日~10日まで分かち合い隊として上和野会館にて活動しました。
    期間中は、同じ隊の皆さま、まごころネットの皆さま、大変お世話になりました。

    避難所では支援物資が届けられていましたが、種類が少なく、特にお肉や魚等の生鮮食材が不足している中での炊事の活動でした。
    「暖かくてバランスの良いごはんが食べたい」とのニーズにできるだけ答えたいと思い、隊の皆で力を合わせて料理を作っていました。
    「おいしかった。」「(炊事を代行してくれているおかげで時間を作れて)助かった」と言って下さり、微力ながらお役に立てて光栄でした。。(その後、生鮮食材は手に入るようになったのか気がかりです・・・)

    分かち合い隊の活動は、まだまだ始まったばかりで、
    人数の調整や、ニーズへの対応など模索しながらの活動が続くと思われますが、
    その分、現地との親密な関係が築ける活動だと思います。
    分かち合い隊の皆さま、お体にお気をつけて、活動なさってください。

  2. 星野 |

    夏休みになったら少し長めにお休みをとって、そちらに行きたいと思っています。
    今は、家にいて雑巾を縫ったり、職場の人に呼びかけたり、ここへこうして書き込みをしたりすることしかできません。でも、夏には、必ず伺おうと思っています。

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。