陸前高田市上長部地区で、連日30~70人のボランティアを投入して展開中のサンマ、サケなどの水産物収集作戦。水産加工会社の冷凍倉庫を津波が破壊し、800トンもの冷凍魚類が周辺異変にばら撒かれてから約50日が経過。4月19日の作業スタートからも10日がすぎ、いよいよ魚体の腐敗が進み、衛生面からも事態は深刻化しています。
また作業が家屋の瓦礫が広範囲に散らばる集落の中心部に進むにつれ、写真やアルバム、卒業文集など、被災された住民のみなさんの思い出の品の発見や収集も大切な任務となってきました。
2011年4月27日 21時07分
陸前高田市上長部地区で、連日30~70人のボランティアを投入して展開中のサンマ、サケなどの水産物収集作戦。水産加工会社の冷凍倉庫を津波が破壊し、800トンもの冷凍魚類が周辺異変にばら撒かれてから約50日が経過。4月19日の作業スタートからも10日がすぎ、いよいよ魚体の腐敗が進み、衛生面からも事態は深刻化しています。
また作業が家屋の瓦礫が広範囲に散らばる集落の中心部に進むにつれ、写真やアルバム、卒業文集など、被災された住民のみなさんの思い出の品の発見や収集も大切な任務となってきました。
2011年4月27日 20時21分
被災地を思うあなたのまごころを花にして咲かせ、野菜として実らせませんか? ご自宅から封筒一通でできるボランティア。まごころネットでは5月から『まごころの種』運動を開始します。 (さらに…)
2011年4月27日 19時20分
日ごろから遠野まごころネットの被災地支援活動に、ご理解ご協力をいただき、誠にありがとうごさいます。
ここ数日、個人の方のインターネットやファクスによるボランティア登録が激増し、当初、われわれが 予想していた受け入れ人数のリミットを大幅に超える事態となっております。まごころネットでは「被災地で困っている方々のために、ボランティアをしたい」 というみなさんの熱意に応えるべく、どんな時でも応募の門戸を閉ざすことのないように努力しています。 (さらに…)
2011年4月27日 19時12分
遠野まごころネットの個人ボランティアとして、23日から遠野に滞在中の松下達也さん(49=会社員)は、神戸からやってきた。22日の夜に家を出て、夜行バスと電車を乗り継いで23日の朝に仙台に着いた。そのまま、周辺の被災地には目もくれず、人生で初めてのボランティア活動のため、縁もゆかりもなかった岩手の地に乗り込んだ。 (さらに…)
2011年4月26日 19時03分
陸前高田市では、3・11の大津波で市街地だけでなく、海岸の景勝地「高田松原」の松林も壊滅してしまいました。しかし、約7万本もの松が流出してしまった中、奇跡的に残った樹高30㍍、幹の直径80㌢の1本が、地元で「希望の一本松」と呼ばれ始め、陸高市民の復興のシンボルとなっています。 (さらに…)
2011年4月26日 17時06分
岩手出身の著名なプロスキーヤー竹鼻建(たけはな・たてる)さん(42)が遠野まごころネット事務局を訪れ、全国のスキー関係者から集めた5000個以上のスキーゴーグルなど、ダンボール24個分の支援物資を寄贈してくださいました。 (さらに…)
2011年4月25日 21時04分
震災から約2カ月が経過し、長期にわたる避難所暮らしに心身ともに疲れ果てておられる人々のケアも、われわれ遠野まごころネットの大事な任務です。避難所の方々に、足湯の提供し、手や足を揉んであげてリラックスしてもらいながら、身の上話や世間話をする「遠野足湯隊」が連日、被災地に出動しています。 (さらに…)
2011年4月25日 17時45分
4月22日にスタートした「手紙文庫」の第一弾が到着しました。 手紙文庫の館長に就任した臼澤(うすざわ)良一さん(62)に、日本初のまごころあふれる文庫の誕生までの経緯を聞きました。
臼澤さんはあの日、大槌町駅前本町の自宅にいた。隣の釜石市の市役所を2年前に定年退職し、ライフワークのゲンジボタルの研究や環境保全、自然保護のNPO法人活動に打ち込む充実した第二の人生を送っていた。
午後3時21分に発生した激しい揺れがやっと収まった時でもまだ、臼澤さんは冷静だった。海から自宅まで直線距離で約2㌔ある。停電となり、慌ててつけたラジオは大津波警報の発令を報じていたが、その予想の高さは3㍍。「だったら、こんなとこまで来るもんか!」とたかをくくって、倒れた仏壇を直していた。
2011年4月24日 15時23分
大津波で壊滅状態となっただけでなく、直後の大火災で中心地の多くが焼け野原となった大槌町。海から約2㌔先にある大槌中学校の裏手のがれきの中にひっそりと、幹の周囲が黒焦げになっているサクラが美しい花を咲かせていました。地震、津波、そして火災で、すべてを失っても、決して希望を失わず、必死に耐え忍び踏ん張っておられる大槌町民のみなさんの思いを象徴するサクラです。
2011年4月23日 20時41分
津波による壊滅的な被害を受けた大槌町では、全壊や流出をまぬがれた地区の家屋でもほとんどが、床上や床下浸水、敷地内へのガレキの流入などで、このままでは生活ができない状態になっています。遠野まごころネットでは、地域住民のニーズに応じ、連日多くのボランティアを派遣しています。 (さらに…)