3・11の大津波からもうすぐ3カ月。都市部の被災地では瓦礫の撤去が進んだこともあり、大震災についての在京の大マスコミの報道が、すっかり福島第一原発事故関連に偏ってきた感のある現在でも、岩手の三陸沿岸ではまだまだ目を覆いたくなるような惨状が、あちらこちらに広がっています。
今なお悲惨な被災地での片付け・清掃活動
2011年6月05日 09時57分
2011年6月05日 09時57分
3・11の大津波からもうすぐ3カ月。都市部の被災地では瓦礫の撤去が進んだこともあり、大震災についての在京の大マスコミの報道が、すっかり福島第一原発事故関連に偏ってきた感のある現在でも、岩手の三陸沿岸ではまだまだ目を覆いたくなるような惨状が、あちらこちらに広がっています。
2011年6月04日 22時05分
連日、数多くの団体や個人が、大槌町で被災された方々のためにさまざまなイベントやプレゼントを用意して集結する「まごころ広場うすざわ」が4日、避難所で生活する女性たちの歓声に包まれた。
川崎市で化粧品店を経営する「遠野まごころネットOB」のAさん(62)が、資生堂の横浜支店の協力も得て、段ボール箱4箱分ものブランド化粧品を持参。広場に集まった避難所暮らしの女性のみなさんに粋なプレゼントを贈った。Aさんは4月下旬にも大槌町を訪れて、コーセー、アルビオン、カネボウの各社から提供の化粧品を配布。「あの時のみなさんの喜ぶ姿が忘れられずに、また来ました」とAさんは目を細めて話した。今回持参したファンデーションや口紅、乳液など約10種類、計400個を前に、避難所内での口コミもあり、震災以来おしゃれに不自由な生活を思いをしているご婦人たちが大挙して集まり、熱心に品定めが始まった。「お好きなものを1人2個まで」の制限付きにもかかわらず、午前中の2時間だけでなくなってしまった。ある50代の奥さんに同伴されたご主人は「大槌の女性はみなオシャレだからね。いつも綺麗にしているんだよ」と少し誇らしげだった。 (さらに…)
2011年6月04日 18時43分
3・11の大津波の直撃を受け、見渡す限りのがれきの山になってしまった陸前高田市の郊外で今、色鮮やかな大漁旗がはためいています。5月の鯉のぼりに続き、三陸沿岸の漁師の心意気を示すかのような力強く勇壮な大漁旗は、未曽有の大震災で打ちひしがれた被災地の人々の心だけでなく、連日復興作業にを手伝いをしている我々ボランティアの疲れを癒し、明日へのやる気を奮い立たせてくれています。
2011年6月03日 21時39分
被災地の子供たちに「まごころの本」が届いた! 遠野まごころネットが、4月17日から進めてきた「手紙文庫」の贈呈式が3日、大槌町内の小学生たちの仮校舎となっている山田町の青少年の家で行われた。
2011年6月03日 20時51分
東日本大震災における被災者支援を目的に結成された、全国の災害支援関係のNPO・NGOなどの民間組織を取りまとめる「東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)」が主催する「現地会議 in 岩手」が3日、滝沢村の岩手県立大学で開催された。
2011年6月02日 11時52分
自然災害の被害に遭われた方々への精神的ケアを目的とする「香港災害心理カウンセリング協会(PCCN)」の代表団5名が6月2日、遠野まごころネットを訪れた。PCCNは、08年5月の中国・四川大地震直後に設立された国際的NGO団体で、約300人のメンバーが東アジア各地を舞台に活動中。4月には第1陣が、岩手・花巻市で大津波で家族や家屋を失った被災者への支援活動やカウンセリング会を開いている。