遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット


5・11 よみがえれ!ブドウ園

2011年5月11日  15時24分

陸前高田市米崎町にある老舗ブドウ園「神田葡萄園」で今、遠野まごころネットのボランティアが連日10人態勢で、懸命の復旧作業に従事している。明治38年(1905)創業のブドウ園は、3・11の大津波で2㌶のブドウ畑の約半分が浸水。年間20万本近く生産していた看板商品の「マスカットサイダー」など、約50種類の果汁加工品をつくる工場の機械も水浸しになり壊れてしまった。なによりも倉庫前に山積みされていた約2万本もの製品と空ビンが敷地外に流出。周辺の田畑の泥の中に散乱。逆に、ブドウ畑には瓦礫やわらくず、古タイヤまでが押し寄せて、大部分が埋まってしまった。

津波で流れ込んだワラを集めるまごころネットのボランティア

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5・6 ひとまず終了した陸前高田市「腐乱海産物回収」作業現場の今後

2011年5月06日  20時13分

瓦礫と水産物がほとんどなくなった上長部地区の現場

遠野まごころネットが、陸前高田市上長部地区で連日40~250人ものボランティアを投入して実施してきたサンマ、サケなどの水産物収集活動(通称:サンマ作戦)が、震災から55日後の5月5日にひとまず終了の時を迎えました。

3月11日の大震災で、水産加工会社の冷凍倉庫を津波が破壊し、800トンもの冷凍水産物(サンマ、サケ、イクラ、ワカメなど)が、すべて周辺にばら撒かれてから5週間後の4月19日から2週間以上にわたって、家屋のがれきが散らばり、強烈な悪臭の漂う過酷な環境の中で、のべ1000人にのぼる「まごころネット」のボランティアが地道に、回収や廃棄、そして消臭のためのEM菌散布作業に従事してきました。

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「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。