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5・24 「手紙文庫」の第1弾が6月3日に大槌・吉里吉里小へ

遠野まごころネットが、被災地の人々を励まし、勇気づける“まごころの支援活動”として4月にスタートさせた、全国から自筆の手紙を添えた本を募集する「手紙文庫」。おかげさまで、数多くの賛同者を得て、この日までに1422冊もの本と200通を超える心温まるお手紙が届きました。現在、事務局内で専任のボランティアさんが、幼児の絵本から大人用の文庫本にいたる多種多様な本やお手紙を分類、整理する作業に追われていますが、このほど贈呈用に製作した本棚の第1号が完成。5月24日、大槌町の臼澤(うすざわ)良一館長(62)のもとに届けられました。

全国から届く本を整理するボランティアの青木麻衣さん



「手紙文庫 遠野まごころネット」と焼印された真新しい本棚を前に臼澤館長は感激の表情。「本はもちろんのこと、いただいたお手紙はすべて、被災者の心情を理解してくださっているすばらしいものです。インターネット、携帯メールの時代ですけど、やっぱり手書きの手紙は心が温まりますし、勇気づけられますね。立派な本箱をいただきましたので、1日にも早く子供たちに届けたい」と話されました。第1弾は、大槌町内の小学校低学年が集まって勉強している同町の吉里吉里小学校に6日3日、贈呈される

届いた本棚と手紙のコピーを前にうれしそうな臼澤館長