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建設労働者は熱い

「3・6建設横浜ボランティア講座」に招かれて横浜にいってきました。

年度末まで忙しい中、何人くらい来れるのかと思いましたが、約60人程が集まってくれました。

生出(オイデ)委員長自身、石巻の出身という事で、今回の震災に大変、気をかけておられ

組合の義援金も目標を上回って集めることができたと報告されていました。



講座は、2部構成

第一部では、私の被災現地報告、第二部は、神奈川県ボランティアワークの方による、ワークショップです。

面白かったのは、参加者を行政区毎に居住地、又は、事業所もある人のグループに分けて、横浜市のハザードマップに自分のいる所の印付けをしていた事です。


その事で自分のいる所の危険性を身近に感じられる、仕掛けです。

そして、80年前の地図と比べて、土地が、埋立て、切り土で、どれだけ土地が不安定、不明になっているかも説明されていました。

横浜は、震度7の地震が来る可能性が高いという事で、活発に話が進んで行きます。

青年部の方も、今度、福島に車中2泊1日活動の弾丸ボランティアをする予定だが、何ができるか、と尋ねて来られました。

地元の建設組合と連携を取って、被災者の要望をくみ取る事と、ベランダ作りを提案させてもらいました。

全てのボランティアがするのでなく、図面を引き、見積もりを作り、被災者が自分たちで、作れるよう、その最初のお手伝いを一緒にする事で、やりがいができるのでは、と提案すると、「それ、いいね。」と喜んでおられました。

建設は、日々変化する建築現場で、色々な職制の人が、協力し合って、建物を作り上げる仕事、互いに気を配りながらハーモニーを作るという誇りを非常時に発揮したいと熱い気持ちが伝わる講座でした。