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上中島児童館の子ども達と自然教室

9月9日、遠野市柏木平レイクリゾートで開かれている「恵みの森自然教室」に参加しました。「恵みの森自然教室」は、東日本大震災の影響で校庭に仮設住宅が建設されるなどして、思い切り遊べる場所が減ってしまっている沿岸の子ども達を招待して、1日いっぱい遊んでもらうという活動です。遠野市レクリエーション協会(以下 遠野レク)様と一緒に活動をさせてもらっています。

今回招待されたのは、釜石市の上中島児童館の子ども達です。バスから降りて、レイクリゾート内にあるレストラン、ブロイハウスに集まりました。子ども達はみんな元気いっぱい。全員大きな声で「おはようございまーす!」と挨拶をしていました。
自然教室の説明が終わった後は交流ゲーム。遠野レクさんやまごころネットから参加したボランティアさん、親御さんもみんな一緒にゲームに参加します。子ども達とほかの皆さんは当然のことながら初対面。最初は緊張していましたが、何回かゲームをするうちに打ち解けたようで、自分から積極的にボランティアさん達とグループになったり、一緒に遊んで笑顔を浮かべていました。

交流ゲームが終わった後はお昼ご飯。ブロイハウスの皆さんと一緒に手作りピザに挑戦しました。用意されたピザの具を子ども達が思い思いに並べていきます。
「おいしそう!」「早く焼けないかな?」
ブロイハウスの石窯でピザを焼きました。焼きあがったピザを見て、子ども達は喜んでいました。

午後の部はレイクリゾートの芝生でバンブーダンスやリングキャッチ、輪投げや長縄跳びなど、いろいろな遊びを行いました。芝生から橋を渡った先にあるコテージランド柏木に移動してハンモック体験や、的当てをするグループも。遠野市マスコットキャラクターのカリンちゃんが自転車で颯爽と登場するひとコマもありました。


「かりんライダーだ!」と一緒にポーズをとるカリンちゃんと二人

「どうもありがとうございました!」
来た時の挨拶と同じくらい、いえ、それ以上の大きな声で感謝の言葉を頂きました。 最後にみんなで記念撮影。お土産を持ってバスに乗り、レイクリゾートを出発しました。

参加していたボランティアさんのうち、ほとんどが大学生の方でしたが、「楽しくて、一日がとても早く感じました。」「この活動に参加できてよかった。」という声も聞けました。活動に参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました!

(文・写真 取材班 佐藤雅也)