東京都からお越しのボランティア、高橋義博さんが一眼レフカメラやレンズ、三脚などの撮影機材を寄贈してくださいました。
高橋さんは調布市の市民活動支援センターで働いており、そちらのブログ記事の写真なども撮影しています。
鉄道好きの高橋さん、ご自身を「写真を撮る専門の撮り鉄なんです」と語ります。寄贈していただいたカメラは、鉄道の写真コンテストで受賞作品を生んだ、大変思い入れのあるものです。
今後の被災沿岸部復興に対し「駅があるところは人が集まり、町の中心になる。ぜひまた復活してほしい」と話してくれました。
２年半も愛用していた一眼レフカメラ。貴重な撮影機材であり、そしてなにより、沢山思い出の詰まったカメラです。「百聞は一見にしかず。どんな言葉よりも訴えるものは画だと思います」と言って私たちを応援してくださいました。
被災地の声や、復興へ向かう様子をみなさんに届けるのは私たちです。「伝える」気持ちを忘れずに、撮影・記事発信に努めていこうと思います。
ボランティア活動の翌日、高橋さんは釜石線の撮影のため、釜石駅へ向かっていきました。
大切に使わせていただきます。ありがとうございました！
（取材班 山田エリナ）