- 遠野まごころネット - https://tonomagokoro.net -

【大槌復興米】機内食にご採用いただきました!

岩手県大槌町で発見された奇跡の米大槌復興米」が、日本航空株式会社(JAL)様の航空機内で提供される機内食にご採用いただけることとなりました。

大槌復興米は、2011年11月に、大槌町安渡(あんど)の菊池妙さんの流失した家の跡で実っているのが見つかったお米です。

復興米diary001

安渡地区は海に面しており、水田は周辺にすらありません。このお米は、津波でどこかから流されてきて、塩をかぶった土地で自然に芽吹き、逆境を乗り越えて稲穂をつけた、というわけです。いまだにどこから流れ着いたかはわかりませんが、武蔵野まごころ連の皆様からのご支援によりおこなったDNA鑑定の結果、品種が「ひとめぼれ」であることはわかっています。

妙さんはこのお米の種籾を、遠野まごころネットに託されました。遠野まごころネットでは、大槌復興米を大槌町を代表する産物・地域の産業・復興のシンボルに育てようと、ボランティアのみなさんや地元のみなさんと栽培をおこなってきました。2012年は5.4kg、2013年には387.5kgの籾が収穫されました。2014年にはさらに栽培の規模を広げています。

復興米diary208

JALの皆様は2014年5月以来、定期的に 大槌町を訪れ、弊法人でのボランティア活動にご参加くださっていますが、活動の中で大槌復興米のことを耳にされ、同社の機内食でご使用くださることをお申し出くださいました。

DSC07760 (800x600)

DSC_0643 (800x530)

大槌復興米が使用されるのは、同社の国内便ファーストクラスの夕食。この11月から12月までの2か月間です。

大槌復興米を立派な産業に育てるためには、販路が重要です。JALの皆様からのお話は、この販路をつくる大変ありがたいものです。この場を借りまして、JALの皆様に心から御礼を申し上げます。

 

【遠野まごころネットは「なりわい」づくりのため生産している商品や作物をご購入くださる企業様・法人様・団体様を歓迎いたします。ご興味がございましたら、本部事務局(0198-62-1001・tonomagokoro@gmail.com)までお気軽にご連絡ください】