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9月から10月のボランティア活動を報告~東京報告会レポート~

10月23日(日)、東京都・飯田橋にある東京ボランティアセンターにて、まごころネット・東京報告会が行われました。遠野まごころネットへの東京からのアクセス方法や遠野での生活環境をご紹介したあと、9月から10月に遠野まごころネットで活動した個人ボランティアが6名登壇し、最新の活動内容を報告。質疑応答も含めて約1時間45分の報告会となりました。

力仕事では、瓦礫撤去の現状、農園整備作業の内容を紹介。心のケアでは、仮設住宅への生活支援でどのようなことをおこなっているのか、仮設住宅に住む学童へのサポートを紹介しました。また、遠野まごころネットでボランティア仲間の生活を支援する、内勤の仕事紹介も行われ、老若男女が自分のできることを十分に生かして活動ができることを伝えました。

飛び入り参加していただいた多田副代表は、「現地にはまだまだ支援の手が必要である」ことをお話いただきました。

東京報告会質問コーナー

東京報告会で受けたご質問をご紹介します。

 

Q. 車で行きたいのですが、何か証明書が必要ですか? (男性)
A. 必要です。
岩手県社会福祉協議会のホームページから、遠野まごころネットへ行く方専用の申込書がダウンロードできますので、確認してください。ボランティア活動に行く事前に、お住まいの役所で平日に手続きを行う必要があります。役所によって担当部署が変わることがありますので、先に電話で窓口を確認してください。

 

Q. 力仕事をしない場合でも、掲載されているような装備は必要ですか? (女性)
A. 必要です。装備をお持ちでない場合は、できる活動に制限があります。
実際にあった話ですが、前日まで軽作業をされていた方が、ある日花壇の水やりにサンダルで行こうとして、寸前で止められるということがありました。花壇とはいえ、長靴や踏みぬき防止インソールがなければ、釘などを踏みぬく可能性があります。ですので装備をお持ちでない場合は、できる活動に制限があります。ご了承の上で活動を選んでいただけるようお願いいたします。

 

Q. 持ち物リストにあるサンダルは、上履きということですか? (男性)
A. 作業現場で履く以外の下履きです。
体育館は土足厳禁ですが、体育館以外の館内、作業現場から送迎バスに乗り込む際に履き替える下履きが必要です。

 

Q. 大荷物になると迷惑でしょうか。(女性)
A. 置き場所はあります。
寝場所はタタミ一畳ほどの空間ですが、そこに収まらない荷物は体育館の壁際に置くことになっています。大荷物でも置けると思いますが、寝るところ、作業現場、買い物用など、用途別のカバンをお持ちになると便利だと思います。

 

Q. 遠野市の民宿などに泊まる際には、予約をしたほうがいいですか? (女性)
A. 予約をしてください。
遠野市近辺の宿は、ボランティアの方が多数宿泊されています。遠野市観光協会のホームページを参照の上、必ず予約をしてください。

 

Q. 瓦礫撤去などの現場のトイレはどうなっていますか? (女性)
A. 現場によって異なります。
お手洗いは、朝礼前にすませておくのが無難です。作業現場への送迎バスで寄っていただく休憩所でも利用できます。現場のトイレはそれぞれの活動場所によって、活動場所からお手洗いへの距離やきれいさが異なります。基本的に作業現場にお手洗いはありますが、気になる方は、同じ作業班の経験者や隊長にお尋ねください。

 

次回は11月26日 (土) 14:00〜15:30(受付開始 13:30〜)です。
報告会終了後には、個人相談を受け付けております。
みなさまのご来場をお待ちしております。

瓦礫撤去を目的にまごころネットに参加した岐阜県の棚橋さんの報告。活動3日目で仮設住宅にお住まいの方への支援を行う生活支援に参加し、「お話を伺う」という活動の大切さに気付かされたとの報告でした。