遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

『きょうじ獏 絵画展』開催のおしらせ

2012年5月22日  10時35分

大槌町で活躍中の きょうじ獏さんの絵画展を開催いたします。

場所:静岡文化芸術大学ギャラリー 入場無料
日時:2012年5月25日(金)~ 5月30日(水)
          10:00 ~ 18:00

共催SUAC for JAPAN NPO法人遠野まごころネットボランティア コネクト サポート ネットワークNPO団体スポアートサポートとうかい公益財団法人 朝日新聞文化財団
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碁石祭り

2012年5月18日  20時02分

5月4日。大船渡の碁石祭りの手伝いとして、まごころより5名が活動しました。この日も昨日に続き、朝から雨でしたが、祭りは無事に決行されました。

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竜巻災害視察

2012年5月16日  11時40分

 5/11 の朝に出発した竜巻被災地支援部隊に続き、荒川顧問他2 名で、茨城県つくば市と栃木県益子町の現地視察に行ってきました。
 益子町は、のどかな田園風景に囲まれた焼き物と農業の町です。町の中心部に向かうにつれ、ブルーシートに覆われた家屋が目につくようになりました。丸ごとなぎ倒された杉林や吹き飛ばされつぶれたビニールハウスもありました。


  最初に訪ねたのは益子町の社会福祉協議会。
 「竜巻被害 益子町災害ボランティアセンター」と墨書された看板が入り口で出迎えてくれます。
  朝早く到着したため、まだ人気はありませんでしたが、ボランティア受付、マスクなど装備品、除菌スプレーやうがい薬、被害状況を告知する掲示板など、各コーナーごとに整えられていました。
  
ここで、先に現地入りして調整に当たっていた東京事務所の吉田君、遠野で見送った植前隊長他、まごころチームと再会。まずは吉田君の案内で被災したお宅を訪ねました。飛散した瓦集めなど家屋整理のお手伝いを中心に取りかかっていること。ビニールハウスの倒壊や農地への飛散物など農業関係の被害も大きいことの説明を受けました。半壊住宅など倒壊の恐れもありそうで、大工さん達専門家の指示を仰ぎ、ボランティアによる支援活動との棲み分けが必要と感じました。

 

 

 災害ボラセンに戻った後、社協の職員さんからボランティア受付の手順を伺い、朝のミーティング中の受入れを代行しました。集まったボランティアは、主に主に益子町近在の方々でしたが、遠野でお目にかかった顔(関東近辺からの参加者)も混じっておりました。

 支援現場に向かう隊長さん達を見送った後、私たち一行は、つくば市に向かいました。
 (益子町社会福祉協議会 / TEL 0285-70-1117 / http://www.mashikoshakyo.com/saigai/)。
  次に訪ねたのは、つくば市北条地区に構えられた災害ボランティアセンター。駐車場も完備した大きな施設で、災害対策本部と、つくば市社会福祉協議会が運営する災害ボラセン(TVC)が同居しています。物資やスタッフ、情報環境も、益子町より規模の大きな受入体制が整えられ、被災地域の状況地図も作成されておりました。
 若林隊長や川辺さん、星さんなど遠野部隊のメンバーのほとんどは現場に出ているとのことで、廣田君が現地案内してくれました。
 ここに来るまでは、正直「津波に比べたら……」と思っていました。しかし竜巻による家屋の破壊は思っていたよりすさまじいものでした。全壊した木造住宅、屋根が吹き飛んだ家、つぶれた車両……。ひとつひとつの被災の姿は、津波による物とさほど変わりません。ビニールハウスの倒壊やガラス・瓦等の農地への飛散も深刻そうでした。

 

 幸いなことは、人命の犠牲が少なかったこと。そして地域の中の一部被災というかたちで済んでいることでしょうか。電気や水、食料などのインフラは機能していますし、コミュニティも失われていません。ボランティアも沢山来ています。どの地域も関東方面から日帰りで来れる場所ですし、ここでも幾人かの遠野の常連さんと再会しました。東北大震災で育ったボランティアさん達が、地元や近隣の被災時に駆けつける姿を見るのは嬉しいことです。まごころに限らず、被災地支援活動を担うグループや団体には、こうした方々が 生まれ育つ場としての役割があるということを改めて認識させられました。

 また東北大震災に見舞われた地の犠牲の大きさも気づかされました。昨年の4 月。陸前高田市や大槌町では、身近な肉親を失い、コミュニティを奪われ、町の姿さえ変わってしまった中で、どうして良いかわからず呆然と立ちつくしていた人々の姿がありました。

 瓦礫撤去はゴールではありません。片付いたように見えても、そこは村や町が失われたままなのです。竜巻被害の町を歩きながら、東北の沿岸被災地で私たちが手がけている、コミュニティの再建がいかに重要であるかを、もう一度かみしめ帰途につきました。

(災害ボランティアセンター / 市民ホールつくばね:つくば市北条 5060 /

TEL029-867-0176 /http://tsukuba-vc.com/)。

文責:事務局 齋藤正宏


iSB公共未来塾

2012年5月15日  10時12分

遠野まごころネットは「社団法人日本サードセクター経営者協会」と協力し起業支援セミナー(受講料無料)を実施いたします。

岩手県遠野市、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、福島県の4会場で被災地の雇用創生を目指します。

遠野まごころネット 多田一彦理事長


事業コーディネーター 大野博之


14日には、セミナー参加希望者、活動支援メンバーとキックオフミーティングを開催しました。

今後もあらゆる支援でよりそいともに進んでまいります。



遠野まごころネット事務局


~まくべぇ、まくべぇ!~

2012年5月15日  08時14分

5月12日に控えた「下矢作たねっこまくべえ会」。
華々しく開催するべく、先日の東京海上日動火災保険さんに続いてイオン(株)の皆さんにも種を植える土地の整地作業を行っていただきました。
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5月8日、9日 東京海上日動火災保険様職員新人研修 ~陸前高田~

2012年5月14日  16時32分

先日、日本列島を襲った豪雨は、ここ陸前高田市にも被害をもたらしました。
上長部に通じる45号線も、旧気仙中学校の横で50cmの深さまで水に浸かりました。東北大震災の時に地盤沈下したためでしょう。8日は一日中通行止めになり、上長部へ入るには気仙沼から迂回しなければならない状態となりました。 (さらに…)


カボチャで絆をつなぐ

2012年5月14日  09時18分

3.11福島原発の影響で計画的避難区域に指定されている福島県飯舘村特産の「いいたて雪っ娘(こ)」カボチャの代理栽培を開始します。
遠野市松崎町の農地で今月末種蒔きを行う予定です。 (さらに…)


5.11 キャンドルナイト 東京

2012年5月14日  07時55分

5月11日

遠野まごころネット東京事務所ではキャンドルナイトを行いました。




キャンドルでつくったメッセージは「よりそう」です。






この言葉を選んだ理由は、本格的な春を迎え、

復興に向かう被災地の方の気持ちにあらためてよりそいたいということと、

茨城県つくば市北条、栃木県真岡市で竜巻により被災されたみなさま、

現地の支援者の気持ちによりそいたいということからです。



災害ボランティアの初心に戻り、支援のあり方を考えていきたいと思います。



(記事 写真 東京事務所:越村)


ボランティア活動に参加される皆様へのお願い:施設付近の交通につきまして

2012年5月12日  14時11分

私どもの支援活動へのご協力、ありがとうございます。

これから遠野まごころネットにいらっしゃる皆様に、お願いがございます。



遠野まごころネットの施設がございます遠野浄化センターは住宅地の中にあり、周辺の道路は車線なしの生活道路となっております。

ボランティア活動に参加される方の中に、この道路をかなりの速度で通行される方がおられ、近隣の住民の皆様から懸念の声が上がっております。

当団体の施設にお車で来られる際は、法定速度の厳守と歩行者への配慮を徹底していただけますようお願いいたします。



また一方で、浄化センターから幹線道路までの道路を歩かれる際、数名で広がって歩かれる方がおられます。

近隣の皆様(特にお車をお使いの皆様)の通行を妨げることになりますので、一列で道の端を歩いていただけますよう、こちらも併せてお願いいたします。



私どもの支援活動は、地元遠野の方々のご協力なしでは成り立ちません。

なにとぞご協力のほどお願い申し上げます。


竜巻被災地支援部隊、出発

2012年5月11日  09時34分

昨日お知らせさせていただきました、茨城県と栃木県の竜巻被災地の支援へ向け、

先行して現地入りし、ニーズ調査・渉外活動にあたっているチームに引き続き、

今朝、支援部隊が遠野を出発しました。

支援部隊は2班にわかれ、茨城県つくば市と栃木県益子町に本日中に入り、

地元災害ボランティアセンターと協議の上、活動を開始します。

今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。


「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。