箱崎のお母さんたちが、日頃から頑張っているボランティアの皆さんへ「ひっつみ」(すいとん)をご馳走したいとのお話があり、取材に行ってまいりました。
大きな鍋で作っている「ひっつみ」はとても美味しそうでした。
ボランティアの皆に対して地域の人たちがご馳走したい、というのは今回初めてではないでしょうか。
箱崎の地域の皆さんとボランティアの人たちとの絆が形成されてきたのだと感じました。
箱崎瓦礫撤去の隊長の船田さんから、箱崎を案内してもらいながら話を聞くと、「とにかくこの地域は、効率よりも丁寧さで仕事をしている」とのこと。
場合によっては、被災した方と一緒に、ゆっくりと話をしながら作業をしている。
自分の家があった場所が無残な瓦礫のままでいるのと、草も取り、瓦礫が綺麗になっているというこで全然気持ちが違ってくる。
綺麗に片付いているということは被災したみなさんの「心のケア」にもなっているのだと今回初めて知りました。
お昼休み時間は、旧箱崎小学校にて皆で「ひっつみ」とオムスビ、漬物をご馳走になりました。
お母さんたち手作りの「ひっつみ」の味は、どこか懐かしいホッとする味でした。
最後に、お母さんたちを交えて皆で記念撮影
また、ちょくちょくご馳走してくれるということです。
箱崎Loveのボランティアも多いのは、こういう地域性でしょうか。
後でプリントアウトした写真を持って行ってもらいます。