★活動ピックアップ 2014年11月 (※遠野まごころネットの活動の一部をご紹介しています)
●大槌町はーぶの郷
「ハーブを育てて被災地復興へ」 → http://tonomagokoro.net/archives/51983
近くに住む仮設住宅のみなさまも散歩がてら寄って行ってくださる『はーぶの郷』。
11月は個人ボランティア様のほか、継続して支援に入ってくださっている生活協同組合の「パル・よど・ならボランティアバス」様が環境整備作業をしてくださいました。
月末には文京学院大学のみなさまが、焼き芋づくり・ペットボトルを利用したおもちゃ作り・お茶っこのイベントを開催してくださいました。継続して来てくれている文京学院大学の学生さんたちのことを地元の子どもたちはちゃんと覚えていて、別れの際は本当に名残惜しそうでした。
「パル・よど・ならボランティアバス」様はバジルの乾燥作業と、はーぶの郷に隣接する大槌たすけあいセンターのイルミネーション設置もお手伝いしてくださりました。
大槌たすけあいセンターのイルミネーション。暗い冬、この灯りを見て気持ちが明るくなる方がいればいいな、と思います。
●まごころねこぴんちワークショップ
大槌たすけあいセンターに作り手さん、まごころ就労支援センターの利用者さん、マルイグループのみなさま、個人ボランティアの方をお迎えして、まごころねこぴんちワークショップを開催しました。皆さん器用で、可愛い猫たちが完成しました。
そしてまた、今日も再会の場面が。偶然の久々の再会に、作り手さんは大喜び。大槌たすけあいセンターに人が集まり、そんな出会いの機会がたくさん増えてほしいと思います。
●大槌町ニーズ対応
3日間にわたり大槌町安渡(あんど)地区にある「すりきず公園」のイルミネーション設置作業をお手伝いさせていただきました。想像以上に頭を使ったとの声もありましたが、みんなで工夫し協力し合いながら設置したイルミネーションは、無事に点灯式が行われました。綺麗なライトアップに、来られた方々皆さん感動していました。
(写真はボランティアのSさんからご提供いただきました)
●釜石市
日昇ホームのみなさまと個人ボランティアのみなさまに、釜石まごころの郷・あまほらファームでの薪づくりをお手伝いいただきました。
11月は鵜住居地区のりんご農園での作業もありました。まごころ就労支援センターの利用者さんたちとボランティアのみなさまとの共同作業です。りんごをたくさん収穫できました。
●陸前高田市ニーズ対応
産業まつりのお手伝いをさせていただきました。参加くださったのは個人ボランティアさん7名です。
2日目は、第3回「ツール・ド・三陸サイクリングチャレンジ2014 in りくぜんたかた・おおふなと」が、陸前高田市と大船渡市で開催されました。遠野まごころネットからも数名が参加しました。
●遠野市
岩手は冬を迎え、ハーブの栽培は春までお休みです。遠野本部横のバジル畑も、来年に向けて整備作業を行いました。
これまで福島県飯舘村の名産「いいたて雪っ娘」かぼちゃやまごころ就労支援センターでつかうニンニクを育てていた、太郎渕地区の畑の草刈りをおこないました。
どちらの畑も、雪が降る前に整備することができました。ボランティアのみなさま、ありがとうございました !
12月には「サンタが100人やってきた!」があります。この募金箱を、Youth for 3.11の学生さんお二人が一生懸命つくってくださいました。
月末には、遠野三山の一つ「六角牛山(ろっこうしさん)」への登頂と、仮設住宅イベントに参加しました。
六角牛山は、「Trek up Project」様からお声を掛けていただき、標識設置作業のお手伝いをさせていただきました。体力勝負の設置作業でしたが、みなさんのご協力のお陰で山頂までの16ヶ所分設置する事が出来ました。
遠野仮設住宅では、遠野郵便局様主催の「ホップ和紙で作るちぎり絵年賀状教室」が開かれました。「ホップ和紙」は遠野緑峰高校の生徒さんたちが開発したもので、10月に文部科学大臣賞を受賞しています。
仮設住宅のみなさまもとても楽しそうでした。
(岩手日報様に掲載されました → http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141201_2)
●「牡蠣まつり」参加
宮城県気仙沼市・唐桑半島で開催された「リアス牡蠣まつり」に参加しました。牡蠣をはじめとした海産物の飲食、直売所、郷土芸能の披露、湾内クルーズなど内容も盛りだくさんで、参加者も多く盛大でした。
郷土芸能「唐桑大漁唄込」 にまごころネットからも飛び入り参加 ! 唄に合わせて櫓櫂(ろかい)を床に降ろすのがなかなか難しかったようですが、貴重な体験に皆楽しそうです。
来年の伝統芸能競演「三陸海の盆」は、気仙沼の唐桑で開催されます。「三陸海の盆2015」実行委員長・鈴木さんとお話もし、来年の会場の下見も行いました。
●月命日
11月11日。東日本大震災の発生から3年と8か月です。写真は3週間前の岩手県大槌町の光景です。
この日、キャンドルナイトを遠野の本部内で行いました。ボランティアさんが作った言葉は「忘れない 3.11」です。復興支援の原点です。