2014年5月22日(木)、釜石市甲子町の天洞地区の「釜石まごころの郷」で、ブドウ苗木の植樹をおこないました。
東日本大震災の発生から3年以上が経過した今、復興のためには被災地の地域活性化が必要です。そこで遠野まごころネットは、釜石市にソーシャル果樹園「釜石まごころの郷」を開所しました。
釜石まごころの郷は、企業と連携して、ヨーロッパ系の醸造用ブドウの栽培・管理そしてブドウを使った商品の企画・開発・販売という第六次産業事業を行うファームワイナリーです。アグリツーリズムという新しい地域観光産業を生み、地域活性化と復興に貢献することを目的としています。
22日の植樹に参加してくださったのは、イオングループのボランティア35名の皆さんです。
この日はあいにく朝から小雨がぱらつく天気でしたが、無事、シャルドネやピノ・ノワールの苗木約400本を植樹できました。
翌々日にはアステラス労働組合のボランティアの皆様にも植樹をしていただきました。
植樹に先立つ5月16日(金)には、参天製薬ボランティアチームの15名の皆さんが、
苗木は最終的には1000本植える予定です。今後、ワイナリーやレストラン、障がいをお持ちの皆さんのための就労施設も建設し、地域に産業と雇用を生んでいきます。
収穫されたブドウを使ってワインの製造を開始するのは5年後。今から楽しみです。