11月29日(火)季節外れの陽気の中で、釜石市箱崎老人クラブ浜友会の皆様が我々ボランティアを 昼食に招待してくれました。
「庵寺」という、箱崎地区唯一のお寺の本堂で昼食を頂きました。このお寺も震災当時 津波をかぶり本堂の玄関には自動車が突っ込んで半壊状態でした。 その本堂のまわりをボランティアの皆さんがきれいにして、建物も修復してご覧のように今ではきれいな 本堂になっています。
食事を頂く前に浜友会の会長さんから我々ボランティアに対して、ねぎらいの挨拶があり その後亡くなられた方に対して全員で黙とうをささげました。
本日のメニューは、ひっつみ汁(すいとん)、漬物盛り合わせ、わかめとぜんまいの和え物 それとおいしいご飯です。
我々ボランティアは日頃野菜をあまり食べていませんので、野菜たっぷりのひっつみ汁は大人気です。 ご好意に甘えて皆さんお替りを何杯もしていました。 そして箱崎といえば、自家製の漬物。地元のお母さんから自家製の漬物をよく頂くのですが、これが 絶品で、市販のものよりおいしいです。
箱崎チーム隊長の船田さんによると、今年は震災の影響で地元のお祭りが中止になったため 住民同士の交流の機会が少なくなってしまったそうです。今回の昼食会もボランティアとの交流を深めるためだけでなく 住民同士の交流を深めるために開催されたそうです。
今後本格的な冬が到来すると、住民同士の交流の機会がますます少なくなることが予想されます。 我々ボランティアは、今後住民の孤立化を防ぐために、住民同士の交流の機会を増やす活動をしていかなければなりませんが まだその活動のプランは白紙の状態です。 もし皆様の中で何かよい案をお持ちの方がおられましたら、ぜひ箱崎チームにお声をかけて頂ければと思います。
最後に浜友会のお母さん、お父さん、本日はどうもありがとうございました。 おいしい昼食、ごちそう様でした。
(記事:箱崎チーム)