2月12日更新:
募集を終了いたしました。沢山のご支援、ありがとうございました!
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大槌お茶っこ隊は昨年8月より、大槌町の全仮設団地48箇所をまわって、集会所やテントでお茶っこ会を開いて来ました。
発足時は「お茶っこで初めて近所の人としゃべった」という声が多く、ばらばらの地域から集まった住民の方々のコミュニティー作りの場として、お茶を飲んでおしゃべりするだけでも意義があったのですが、冬場になってニーズが変わってきています。
大槌町の仮設の多くは、山際に建っており、山から吹き降ろす風が強く、冬はお散歩したり、ベンチでおしゃべりしたりすることが難しくなります。一日中家にこもっていているしかなく、気が変になりそうだという方、行く場所がないため体が動かなくなったという声も聞きます。
そこでお茶っこ隊では今月から、おしゃべりの合間に体操や編み物をして体や指を動かしていただくことにしました。とくに簡単な編み物は好評で、寒い中でもたくさんの方が出てきてくれるようになっています。
1月12日にバラのアクリルたわしをつくった大槌第三仮設団地。作り方はボランティアが伝えるのですが、編み方は地元の方のほうがずっと上手なので、ご近所同士教えあいながら和気あいあい、楽しい時間となりました。
出来のかわいさに、「たわしではなくブローチにする」という方もいました。
たくさんの人に出てきてもらえれば、ご近所付き合いにもつながります。
今後も、たわしや髪飾りなど1時間程で出来る編み物と、体操をして、楽しい外出の場を作っていきたいと思っています。
〜支援のお願い〜
被災地では、アクリル毛糸が手に入りにくくなっています。かぎ針7〜8号で編める、太めのアクリル100%の毛糸を送っていただけないでしょうか?
100円ショップでも売っています。色が混ざったもの、グラデーションになっているおしゃれなもの、赤やピンクなど、カラフルで温かみのある色が人気です。よろしくお願いします。
送り先
岩手県遠野市大工町10-10浄化センター内 遠野まごころネット
大槌お茶っこ隊 歌代純平 宛