遠野まごころネット

遠野被災地支援ボランティアネットワーク遠野まごころネット

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四国報告会 (奈半利町)

2012年2月21日  11時36分

【2月12日 四国報告会at奈半利町】

高知県の小さな町での報告会でしたが、なんと80名の方が参加して下さいました。
先ず今回の企画者で年末年始にまごころネットでも活動した仙頭さんが、高知から岩手までの交通手段・活動で必要なモノ・状況など短期でも活動ができると云う事、また被災後10ヶ月での状況報告をして下さいました。
続いて室戸市社会福祉協議会の安岡さんは社協として宮城県で活動された内容・被害状況を具体的にご報告。
そして私は今迄まごころネットが活動した内容・現状・今後の支援方法・実際に体感した事をお伝えしました。
【2月13日 奈半利中学校での報告会】

以前、まごころベンチで協力してくれた私の母校では、≪ようこそ先輩≫と云う事で、私の中学からの歩み・岩手での生活・まごころベンチやボランティア、今後備えなければならない事をお伝えしました。



報告の後、生徒達は6班に分かれ

①「復興の為に私達が出来る事」
②「東南海自身に備えなければならない事」を話し合い以下を発表しました。



①:義援金を集める。現地の事をもっと知る。忘れない。節水や節電に取り組む。
②:普段から地域の繋がりをシッカリする。人間力・団結力を深める。避難ルートを作り把握する。

また生徒達から、募金活動で集まったお金や学校の購買での売上を支援金として、また自分達で作ったお米を被災地の皆さんへと、受取りました。



支援金は、まごころネットと北浜虹の会のサポーター(http://tonomagokoro.net/archives/13075)として活用させて頂く事となりました。
両日とも感じた事は、岩手と高知は非常に離れており情報もあまりないので関心も薄いと思っていましたが、想像より風化してないと云う事でした。
むしろ高知は東南海地震の危険性があり、皆自分の事の様に真剣に考えていました。
また被災地の状況に合わせて、いったいどの様な支援の方法があるかも悩まれていました。
この点に関しては、私達関わっている者がもっと分かり易く即座に発信していかなければならないと感じました。

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。