2012年2月7日、一般社団法人「ブリッジ・フォー・フクシマ」が運営する「相馬基地(福島県相馬市)」に荒川栄悦顧問含む遠野まごころネット物資チームが行ってきました。 相馬基地は、相馬市で住居からの泥出しや瓦礫撤去、支援物資の配給などを行なっている団体です。
今回、遠野まごころネットが福島県へお伺いすることができたのは、まごころネットの協力団体であるJAPAN PLATFORMの松永秀樹さんから支援物資の要請をうけたからです。
相馬市では現在でも水や生活用品などの物資配給が行われています。
特に飲料水は妊婦、乳児や山間部に住む井戸水を使っている世帯に配られていて、先日も300人もの人たちが列を作ったそうです。
遠野まごころネットで保管している支援物資からペットボトルの飲料水を3tほど、トラックいっぱいに持っていきました。
相馬基地の倉庫で荷物を降ろしたのち、物資チームは南相馬市、飯舘村を視察し、以前松永さんが伺ったことのある仮設住宅の集会所にお邪魔しました。この仮設団地では代表の方が民芸細工を作っていて、入居している方々につくりかたを教えるという活動を行なっているそうです。
遠野まごころネットは、東日本大震災の当事者意識を持ち、今後岩手だけでなく宮城、福島にもできる範囲で支援活動を行っていきたいと考えています。