2/29 スタートしてから8日目 晴 7時前に起床。ホテルのバイキングでガッツリ朝食を食べ、出発。 9時前に本日のスタート地点である「たろう観光ホテル」に行くと、「NPO立ち上がるぞ!宮古市田老」の理事長大棒さんの姿が。今日は大棒さんに田老の町を案内して頂きながら一緒に歩く。
途中で「NPO立ち上がるぞ!宮古市田老」のメンバーの方も応援に駆け付けて頂いた。
宮古市田老町は、高さ10m、総延長2.5kmのスーパー堤防のある町として知られている。スーバー堤防の上にのぼり、皆で黙祷。
予定では、このスーパー堤防の上を歩く予定だったが、雪のため下の道を歩きながら説明を 聞くことに。 応援に駆け付けて頂いたメンバーの方の中に、堤防のそばにあった自宅が津波で流された方がいた。 お話をお聞きすると、スーパー堤防があるという安心感から逃げ遅れた人がたくさんおられた、とのこと。
町の中心部からはずれたところで、大棒さんたちとお別れして、3人で歩く。
お昼は、コンビニのサンドイッチをサポートカーの中で頂いたが、サポートカーの駐車場所がなんと 警察の方がスピード違反を取り締まっているところ。次々と違反した車が警官に止められていくのを 見ながら、食事した。食後車の中で休憩していると、事務局の柳澤さんと荒川さん、そして新しく サポートメンバーになった高木さんが到着。差し入れにハンバーガーを頂き、歩きメンバーは狂喜。
午後からは事務局の荒川さんもウォークに参加。カメラマンも新サポートメンバーの高木さんに交代。 途中コンビニを見つけ、休憩。ここでも柳澤さんからコーヒーの差し入れを頂く。
歩きを再開して、防災頭巾をかぶったかわいいチビッコの集団に遭遇。 聞けば、保育所の避難訓練中で歩いているとのこと。皆歩道の脇に立ち止まって、チビッコたちを見送る。
海が見えてきたので、橋の上で記念撮影。写真には写っていないが、橋の反対側から見える漁村には震災の大きな爪痕が残っており ここも被災した場所だと実感した。
15:10本日のゴールである浄土ヶ浜に到着。おだやかに打ち寄せる波と奇岩の織りなす風景に 圧倒され、しばし言葉を失う。
三人の旅はまだまだ続く。