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まごころのこもった贈り物 全国から続々と到着中!

2011年6月06日  17時19分

3・11の悲劇からもうすぐ3カ月。遠野市まごころネットの物資センターには今日も、全国、いや全世界からのまごころのこもったさまざまな支援物資が到着しています。

届いた車イスの箱を埋め尽くす北海道・厚真中央小の児童からのメッセージ

届いた車イスの箱を埋め尽くす北海道・厚真中央小の児童からのメッセージ

北海道・厚真町の福祉ボランティア団体「あつまっぷる」からは、2台の車イスが届きました。梱包の段ボールは「頑張れ東北」と大書きされ、その周囲は厚真中央小の児童たちの応援メッセージで埋め尽くされていました。あつまっぷるは、郵便局勤務の高橋康夫代表(59)を中心に1998(平11)年に設立。アルミニウムの空き缶の中で特にアルミの純度が高い「リングプル」を収集し、換金した上で車イスを購入し、福祉施設などへの寄贈を続けています。車イス1台に必要なリングプルの総重量は約600~700㌔! 地元の学校などの協力を得て、これまでに4台を地元の施設に贈呈してきましたが、大震災後の今回は「ニュースで見ましたが、避難所では、すぐに車イスを必要な方がきっといる」(高橋代表)と初めて、北海道外への寄贈を決めたそうです。「いくつかの施設に問い合わせしましたが、どこも『ニーズが出たらご連絡する』というばかりで…。知人の紹介で、フットワークの軽いまごころネットさんに小学生のメッセージを添えて送りました」と高橋代表は話した。

故郷から届いた新鮮な野菜を前に大喜びの森さん(左)

故郷から届いた新鮮な野菜を前に大喜びの森さん(左)

一方、高知県中芸地方の農家の出荷場からは、新鮮野菜が大量に届きました。トマト60㌔、ナス150㌔、そしてピーマン50㌔です。まごころネットでボランティア受け付け&世話役を担当している同県奈半利(なはり)町出身の森大樹さん(34)が「被災された方々は、食材となる新鮮な野菜を必要としています」と学生時代の友人の父である同町の斉藤一孝町長(59)に電話で直訴。三陸沿岸同様、太平洋に面し、今回の津波では被害の出た高知県だけに「他人事ではない。こちらでも何か送りたいという話は出ていた。ぜひ送らせてくれ」と斉藤町長も快諾。さっそく、特産の3種の野菜が贈られたのでした。まごころネットの配送担当者は「おいしそうな野菜をたくさんありがとうございます。すぐに被災地の台所に届くよう手配します」と大きなナスを手に笑顔で話していました。

2 Responses to “まごころのこもった贈り物 全国から続々と到着中!”

  1. 中山健 美和さま

    甥の森アフロ君は素敵なキャラクターで日夜頑張っています。
    すでに人気者で無くてはならない存在です・・・便秘気味ですけど(笑)

    今は遠野で「嫁っ子」探ししているらしいです・・・(笑)

  2. 中山健 美和 |

     被災地の皆様のお役にたちたい!!
    と 甥の森大樹が、遠野まごころネットに参加させて頂いていると聞いていて
    元気で頑張って居るのかと心配しておりました。
     久しぶりにアフロヘアーの笑顔の写真を見て、うれしく成りコメントしました。
    ボランティアの皆様と共に、体調に気を付けて頑張って下さい。

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。