写真班が行っている震災によって流された写真を修復し、元のキレイな状態に戻すプロジェクト「思い出写真プロジェクト~save life memory~」が強力なチームと手を組むことになりました。日本社会情報学会災害情報支援チームを主体として企画されたプロジェクト、「思い出サルベージ」です。
思い出サルベージはまごころネットの写真班よりも先行して約12万枚もの写真の洗浄作業を行っている団体で、失われたように思われた思い出(写真)をサルベージしていくということからこの名前がついたようです。
なんとその思い出サルベージさんの方々にまごころネットまで来ていただき、まごころネットの写真班と意見交換会を行いました。また、思い出サルベージさんの方で使用しているというマニュアルをいただき、写真班の代表である松本隆さん(38)も「思い出サルベージさんは本当に太っ腹だなと感じました。こちらは活動できるスペース等の状況が違いますが、自分たちの体制と比べて活かせるところは活かしていきたいです」。と述べました
これからの意気込みについて松本さんは「個人ボランティアを受け入れてくれたまごころネットだからこそ、ここでこの活動をしたいと思った。個人としての意見を受け入れ、動かせてくれているまごころネットには感謝しています。恐らくこのプロジェクトは被災地にボランティアに来ることができないような人が、インターネットを通じて参加できるため、1万人以上の人が協力してくれることになるでしょう。これからもっとこのプロジェクトを広めて『俺にもできる』をもっと世界中に広めてゆきたいと思っています」。と熱く語りました。
先日はフジフィルムの方々に来ていただいて技術指導についてはプロのやり方を教えてもらい、今回は思い出サルベージの方々から大量の写真の管理方法等についての指導。写真班はこれから更に進化してくことになるでしょう。