15日は、陸前高田未来商店街「けせん朝市」でのイベントです。
快晴で日差しに暑さを感じるほどの好天。スタートは11時からでしたが、早めの時間から地元の皆様が集まってくださいました。前日よりも狭い場所での演舞でしたが、なんと200人近い観客です。プレゼントのお菓子もすぐに品切れでした。
観客のすぐ目の前で、大迫力の演舞がはじまりました。集まった地元の皆様に笑顔が溢れます。「あれだけの笑顔をすぐそばで見せてもらったら、張り切らないわけがないですよ…!」 全力で演舞し、全身汗だくでふらふらになっていた協議会代表の幸地(こうち)さんが、笑顔で語った言葉が印象的でした。
前日と同じく、途中には三線と唄をゆったりと楽しめる時間もあり、やはり最後は地元の皆様も参加しての舞い踊り。終了後は地元の皆様が次々と笑顔で話しかけてくださいました。一緒に記念写真を撮るなど、予定より長く楽しい時間を過ごしました。出店されている魚力さんも、今までで一番の売り上げと喜んでくださったそうです。
協議会メンバーの多くは、翌日は仕事のため出勤します。あわただしく愛知県への帰路へつきました。一部のメンバーは残って、午前中に支援金を届けた、子育て支援センター「あゆっこ」にて、子供たちの笑顔を想像しながら「こいのぼり」をあげるお手伝い。
雲ひとつない陸前高田の青空を、気持ちよさそうに元気に泳ぐ「こいのぼり」。桜が咲くのも、もうすぐでしょう。三陸の春のおとずれを感じた一瞬でした。
イベントは2日間とも大盛況でした。沢山の笑顔で迎えてくださった地元の皆様と、手厚くサポートしてくださった両商店街のスタッフの皆様のお力添えによるものです。チラシ配布等で協力した遠野まごころネットのスタッフもお疲れさまでした。愛知エイサー協議会の皆さんは、今後も支援活動を続けて行くとのことです。
すべての皆様に、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
次の機会は、地元の鹿子踊りや虎舞と、共演していただけたらいいですね!
(写真・文 木寅健吾)