わかめの収穫は終盤に向かっています。
今回のイオン(株)様にも要谷漁港のわかめ加工をお手伝いいただきました。
参加者の中には社内報やまごころネットの活動報告でわかめ加工のことを知り、興味を持っていてくれた方もいらっしゃいました。
到着すると、漁業組合の方々が加工作業をしている様子が目に入りました。
組合の方にレクチャーを受け、女性は地元のお母さんたちに交じって早速作業開始!
このわかめは商品となり流通されます。そのためこの作業はなかなか難しいのです。
隣で作業をしているお母さんに聞きながらわかめの仕分けを行っていましたが、「どこから来たの?」から始まり、桜の話、そして「ここの近くにはね、気仙沼にイオンがあるよ」と次第に打ち解けていました。
男性は茎がたくさん入った重たいカゴを運んでくれました。
「買ってくるわかめしか見たことがなかったけど、これは図鑑に載ってるわかめですね~!」
それもそのはず、わかめはなが~くて、太さもバラバラ、グルグルしたメカブもついたまま水揚げされます。
多くの参加者の方が、こうした沢山の人の手により手軽に、そしておいしくわかめを食べられるということを感じていました。
農作部隊は・・・
いよいよじゃがいもの定植に突入!
まずは上長部のお父さん、お母さんと一緒に耕地、肥料撒き、マルチ掛け、そして定植を行いました。
この作業は2日間にわたり行われました。
1日目の活動で鍬を使い腕がパンパンになってしまったのか、翌日には「なんか腕がおかしい!(笑)」との声も・・・
慣れたころに終わってしまうことを悔やんでいる方もチラホラ。
コツコツと地道な作業を繰り返すことで恵み豊かな食物が育ちます。
手間はかかりますが、大勢でやると作業はあっという間に終わってしまうんです。
海で潮風を浴び、畑で大地の豊かさを感じ、とっても穏やかな2日間でした。
じゃがいも観察をしに、上長部に帰ってきてくださいね!
イオン(株)の皆さま、ありがとうございました。
(文・写真 山田エリナ)