震災被害者に無料で食事や衣料品を提供し、地域住民の交流を深めてもらうスペース「まごころ広場うすざわ」が、遠野まごころネットの全面協力で、大槌町にオープンしました。
被災された人々に「おいしくて栄養のある食事を食べてもらい、この町が元気を取り戻すためのシンボル的な存在にしたい」と臼澤良一副店長(62)らが発起人となって、避難所の敷地内に炊き出し場や食事スペースなどを確保。ボランティアが用意した食材を使って、もつ鍋、焼きそば、焼き肉、そして新鮮なイチゴ、リンゴなどが、詰めかけた約200人の地域住民に振る舞われました。 焼きそばの列に並んでいた50代の女性は「日本中から支援をいただいて、本当にありがたいですね」と感慨深げに話していました。