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地産地消で後方支援

2011年7月16日  19時24分

充実したボランティア活動を継続するには栄養バランスを含めた健康管理が重要な要素です。しかしながら、現地で活動しているボランティアの食生活はカップ麺やコンビニエンスストアのおにぎり、お弁当等に偏りがち。日頃の野菜不足が気になるボランティアたちのために、15日の夕方から「JAいわて花巻女性部とおのよつば地域支部」による炊き出しが行われました。よつば地域支部のみなさんは、「被災地支援でお世話になっている遠野のボランティアの方々のためにも何か後方支援をしたい」との思いから今回の炊き出しを計画。遠野で採れた新鮮な野菜を使用した郷土料理はボランティアたちにとってしみじみと心がなごむ味でした。

炊き出し開始直後からすごい行列

<この日の献立> ・えごまのひっつみ ・茄子とピーマンと茎ブロッコリーのじゅうね味噌がけ ・ごはん、4種の野菜の漬物

えごまは遠野ではよく用いられる食材で、じゅうね味噌とはじゅうね(えごま)に黒豆味噌と青唐辛子、赤唐辛子を混ぜて作ったもの。えごまを使った遠野の特産品としては、えごま油のほか、よつば地域支部のみなさんが考案した手焼きの「えごませんべい」がおすすめだそうです。

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。