遠野まごころネットでは、子どもたちの心のケアの一環として、遠野市レクリエーション協会、岩手県レクリエーション協会の全面協力を得て「日帰り遠足〔恵みの森〕自然学校」を開催しています。
6月10日(日)には陸前高田市立横田小学校の小学生を招待しました。
午前10時、昨年に引き続き、会場となっている遠野市内の柏木平レイクリゾートに子ども達が到着。
まずは室内で1時間ほど子どもも大人も一緒になって遊びました。
お昼はピザ作り体験です。
ピザのトッピングを自分で行うもので、中にはチーズや野菜でユニークな模様を作る子もいました。
その後、ピザは石窯で焼かれ、出来たて熱々のピザを楽しく頂きました。
この日は天候に恵まれず、午後は室内でスタンプラリー(ストラックアウトやバンブーダンスをし、スタンプを集める)を行いました。一方、保護者の方はその間、手芸体験などを行ないました。
この日は、近くの釜石線をSLが走るということで、みんなで柏木平駅に向かい、SLを見ました。
子ども達は初めて見るSLに興味津々。お腹に響く大きな汽笛の音に驚いたり、初めてふれた煙の匂いに
目を丸くしている子どもたちもいました。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。
プログラムの最後、帰りの会ではスタンプラリーの景品交換がありました。
そして、子ども達から一日を締めくくる元気な挨拶があり、この日の「日帰り遠足〔恵みの森〕自然学校」は終わりました。
今年度はこれまで4回ほど開催しました。子どもたちは元気に遊んでいます。
保護者の方に話を伺うと、「グラウンドには仮設住宅が建っていたり、側溝があるため子ども達を満足に遊ばせることができない。なのでこうした機会はとても貴重だ」とのことです。
子ども達に元気いっぱい外で遊んでもらうことを目的に開催しているこのイベント。今後も秋まで続く予定です。
是非ご参加ください。
(取材班 阿部和繁)