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大槌 吉里吉里中学校でカフェイベントが開催されました

2011年7月30日  11時28分

大槌町の吉里吉里(きりきり)中学校に隣接する仮設住宅の敷地内で、カフェイベントを開催。足湯隊とマッサージ班も合流して、お子さんからご年配の方まで幅広い年齢層の方にお楽しみいただきました。短いですがまずは動画で全体の様子をご覧ください。

カフェイベントの1日を紹介します。朝11:00、大槌ボランティアセンターで大槌町社会福祉協議会のスタッフと合流。12:30までには必要機材を準備して車に積み込み、数台の車に分かれて移動します。

お茶っこワゴン

大槌社協の専用ワゴン車「お茶っこワゴン」

12:45には会場に到着し、設営開始。この日は吉里吉里中学校に隣接した仮設住宅入口付近です。ビニールシート、イス、テーブルを並べ、テントを4つ組み立てて繋げます。同時進行でお菓子やお茶の用意を進め、足湯隊はたらいにお湯を入れます。皆で力を合わせると作業が早い!あっという間にカフェスペースの完成です。

カフェスペース

あっという間にカフェスペースが完成

13:10、オープン直前の短いミーティングで、リーダーがお仕事を割り振ります。受付、メニュー注文、カキ氷・ドリンク作り、と役割分担。そうこうするうちに、もう2人の女性が着席されています。「こんにちは!」と元気よくスタート。 子供たちにはカキ氷が一番人気!ガリガリと氷を削るのも楽しそうです。賑やかになってきました。

カキ氷!

カキ氷!

手があいているボランティアはみなさんが談笑中のテーブルに自然と近づき、いつのまにかイスに座って一緒におしゃべり。このコミュニケーション技術はプロフェッショナル。

ボランティアも一緒におしゃべり

ボランティアも一緒におしゃべり

足湯は何よりも「心のケア」のために行います。近くに居て触れ合いながら、ボソッともらすつぶやきを受け止めます。すぐに解決できない悩みも多いなか、寄り添って一緒に考えることが大きな支えになるようです。この日は感極まって涙ぐむ方もいらっしゃいました。

足湯隊が寄り添います

足湯隊が寄り添います

15:30にはクローズ、一気に片付けて撤収。大槌ボランティアセンターに戻り、機材を収納。おつかれさまでした。

大槌社協のリーダー石井さん

大槌社協のリーダー、石井さん。人懐っこいお人柄で、熱心にニーズ調査をされていました。今後ともお世話になります、よろしくお願いします。

余談ですが、7/19に仮設店舗としてプレハブ式の「ローソン大槌町吉里吉里店」がオープンし、地域の方や復興支援スタッフの方々が利用しています。

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。