遠野まごころネット

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0727 Ramp up Iwate スロープ作成・寄贈

2012年7月30日  12時30分

7月4日、松嶺貴幸さんによるTAKA’S MOUTH PAINTINGがきらり駅で行われました。その際、松嶺さんが「Ramp up Iwate」というバリアフリー活動を行っているという話を聞き、まごころネットでも何か出来ないかと携帯用スロープを作りました。

以下が7月25日に完成したスロープ作成の様子と工程表です。
こちらが作成の様子

製作者佐々木さんの手書きの工程表

製作は構想に1日、作成に5時間を費やし自信のあるものが完成したとの事で、
製作者の佐々木さんは「試作品を何回か作り、いろんなボランティアの方のアイディアを借りてなるべく簡単に作れるようにしました。もっと良いスロープが出来て多くの方に広がれば良いと思います。」とお話していました。
ボランティアの方、約10名に案を出していただき、さらに、遠野市の社協では車いすに試乗させていただくなどの協力を得て完成したスロープです。

そして、7月27日に松嶺さんにスロープを寄贈しました。盛岡にある松嶺さんのお宅にお邪魔し、直接渡すことが出来ました。


スロープの頑丈さ、利便さに「Ramp up Iwate」の皆さんも驚きや感嘆の声を隠せずにいたようです。

「Ramp up Iwate」の目的は『自分の街に小さな変化を起こす』ことです。それには、多くの方の協力、そして、一人一人の『変えよう!』という気持ちが集まることが大事なのだと思いました。今回、伺ったこの短い時間にも、いろいろな発想が飛び出し、すぐに行動に移す「Ramp up Iwate」の方々の姿を目の当たりにして、私もこの活動の素晴らしさを肌で感じることが出来ました。もっと、この活動が多くの方々にとって身近に感じられ、そして、広まっていけばいいなと思います。

翌28日には、松嶺さん達が遠野まごころネット本部を訪れスロープ作成を見学したり、偶然まごころネットを訪れていた宮本福太郎さん(車椅子で日本を一人旅している方)と情報交換するなどしていました。遠野まごころネットも出来る限りの協力をしていきます!

「Ramp up Iwate」 ポスター

「Ramp up Iwate」HP

「陸前高田市広田町大野地区のコミュニティ施設設営事業」は 「平成23年度(復興支援)被災者支援拠点づくり活動補助事業」の 助成金の補助をいただいています。