8月6日から8日までの3日間にわたり、神奈川県の関東学院六浦(むつうら)高校の吹奏楽部(生徒6名、先生1名)がボランティアとして参加し、釜石市と大槌町の仮設住宅、大槌町福幸きらり商店街のきらり駅でコンサートを行いました。
6日の活動終了後には、遠野まごころネット本部で演奏を披露して頂き、ボランティアの皆さんも管楽アンサンブルを楽しむことができました。
コンサートでは、神聖な讃美歌やゴスペルをアレンジした曲の他、「上を向いて歩こう」や「川の流れのように」などお馴染みの名曲もあり、観客も一緒に歌い楽しみました。7人の息の合った演奏に会場からは大きな拍手が起こっていました。
コンサートの後には住民とお茶を飲みながらお話しする機会があり、「震災の時実際にどんなだったかを話してくださった」「住民に招かれ、仮設住宅に初めて入った」「温かく迎えていただいた」と、住民とのふれあいが心に残った様子でした。
今回の演奏活動は、以前まごころネットでボランティア活動に参加したことのある生徒が、被災地で演奏をしたいと計画したものです。卒業生も協力し、7名のアンサンブルのために編曲をしてくれたそうです。
生徒の皆さんは、高校3年生という事で受験を控え、受験勉強に追われる中演奏に来てくださいました。本当にありがとうございました。
(文 写真 飯嶋朋子・及川将志)