8月18日(土)、遠野まごころネットの本部前広場にて「遠野まごころモヒートパーティ」と題されたイベントがありました。このイベントを主催したのは大阪で「mojito 7(モヒートセブン)」というBarを経営されている《アモーレ八木》さんこと、八木能世(やぎ・よしよ)さん。「モヒート」というのは、近年日本でも人気が高まっているキューバ産のホワイト・ラムをベースにしたカクテルで、たっぷりと使われるミントの葉や、レモン・リキュールとも相まった、とても爽やかな飲み物です。
八木さんは、東日本大震災直後からご自分のお店に募金箱を置いて支援金を集めて被災地に贈ったり、復興を後押しするイベントに参加したりと、様々なかたちで支援活動をされてきたそうです。今回は被災地でがんばるボランティアさんたちにこの「モヒート」を飲んでもらい、少しでも活動の疲れを癒してもらおうと考え、このイベントを企画しました。
用意された「モヒート」はおよそ120杯分。カクテルのベースとなるホワイト・ラムはもちろんのこと、ミントの葉やソーダ、カップやストロー、そしてなんとクラッシュアイスに至るまで、大阪のご自分のお店から直接空輸し準備したものです。
パーティのスタートはボランティアさんたちが活動から戻り、ミーティングや掃除も終えてほっと一息つく、日暮れ時の18:30。準備されたテーブルの上で八木さんが流れるような手さばきで次々と「モヒート」を作り始めると、あたりにはほんのりと涼やかなミントの香りが漂います。この香りに誘われるように続々とボランティアさんたちが集まり、八木さんが作る端から次々とカップに手が伸び、美味しそうに口に運んでいきました。
「ミントの香りがとてもよくておいしいです!」
「初めてですがとても飲みやすくて爽やか!」
「口あたりがよくて、すーっと疲れがとれる感じ!明日も頑張ります!」
ボランティアさんたちにも大好評で、皆さんカップを片手にくつろぎのひと時を過ごしていました。ちなみに、ノンアルコールタイプの「モヒート」も作られ、お酒に弱い方や夏休みを利用してボランティア活動に来ていた高校生たちなども楽しい時間を過ごしていました。
八木さん、どうもありがとうございました!