9月10日、残暑が厳しいなか大槌町の小鎚地区にあるグラウンドにて、大槌町のソフトボールチーム「おおちゃんクラブ」と交流試合を行ないました。平均年齢が70歳を超えるおおちゃんクラブの皆さんは、被災し活動を中断していました。今年、活動を再開してみたものの次の問題は、対戦する相手がいないことでした。そこで、まごころネットがコミュニティ作りの一環として、交流試合をさせていただくことになりました。
この日はまず、みんなでラジオ体操をして体をほぐしました。毎週3回の練習を欠かさない、おおちゃんクラブ。若者に負けないくらい元気です。
整列しがっちりと握手を交わした後、2試合を行い、1試合目は5-9でおおちゃんクラブの勝ち、2試合目は9-8でまごころチームが勝ちました。ホームランが合計で4本も出るなど両チーム1歩も譲らない試合となりました。
試合の後は、皆でお昼を食べて親睦を深めました。おおちゃんクラブは10月末日で、バット納めということで、「10月にも試合しましょうね。」と約束して解散となりました。「次こそは練習して勝つぞ。」とまごころチームも対抗心が出てきたようでした。
今回の試合で、まごころチームが使用したソフトボールの用具は、先日ご支援をいただいたものです。ご支援への恩返しが出来るよう、「打倒 おおちゃんクラブ!」を達成できるように練習していきたいと思います。ご支援ありがとうございました。
(文・写真 及川将志)