初雪の降った遠野の晩秋、あえりあ遠野で二回目の一歩塾が開催されました。
被災地の復興活動に関するさまざまな方面からの知見を伺う機会として、今回は「自然の恵み〜森林と水と土と生命〜」をテーマに、お二人の方に講話をいただきました。お招きしたゲストは、今回の震災で支援のために遠野市に拠点を設置しその活動に従事してきたNPOグリーンフォレストジャパン代表の横路美喜緒氏、そして岩手県職員であり林業関係の行政に携わり、バイオマスエネルギーに詳しい深澤光氏のお二方です。
来場された40名ほどの方々が聴講され、新鮮な視点の内容に耳を傾けられていました。お二方のテーマとなりました「自然と生活」については、被災地から全国へ発することのできる復興の重要なテーマでもあり、今後の議論による具体的な深化が望まれます。また、お二方の所属するNPO法人吉里吉里国は、遠野まごころネットとの連携により、大槌町吉里吉里地区において介護・保育事業「共生の森プロジェクト」等を推進しており、今後を考える上でも貴重な機会となりました。
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