東日本大震災から1年11ヶ月の月日が流れました。
遠野まごころネットでは、毎月11日の月命日に、犠牲になられた方々へ鎮魂の祈りを捧げるとともに、震災の記憶の風化防止を目的に、キャンドルナイトを行っています。
2月11日(月)、今回は遠野本部前に作られた大きなかまくらが会場となりました。
日中でも寒さの厳しい遠野。日が落ちるとさらに気温は一段と下がります。
ですが、かまくらの中は不思議にさほど寒さを感じません。かまくらの中ではあまり空気が動かないためでしょうか。
このかまくらに、この日はおよそ15人ほどの方が入りました。
中央にキャンドルを並べ、それをみつめながら一人ひとり、被災地支援への思いを言葉にしました。
最後には、黙祷。
もうすぐ、東日本大震災後、二度めの3月11日を迎えます。
あの日からの二年の歳月、皆さんはどのように過ごされましたか。また、私たちが支援活動を続ける被災地、そして各地の被災者の方々にとって、この二年という時間はどのように流れたのでしょうか。今一度その胸の内を思い、けして3月11日で区切られることなく支援活動をしっかりと続けていくため、じっくり考える機会としてみてはいかがでしょうか。