9月3日(火)陸前高田市立高田東中学校、2学年の生徒さん58名と先生7名のみなさんが、「ボランティアの事について学ぶ」という目的で、御来所くださいました。
生徒さんたちには、当施設でボランティアの方々がどのように生活され、活動をしているのか、といった現実的な事や、ボランティア活動をする際の心構え、活動の内容・変化についての説明をビデオを交え紹介させて頂きました。
後半は、生徒のみなさんに「ボランティア」をテーマにワークショップをして頂き、「今、自分達に出来る事」や「陸前高田の未来」についての想いや考えを話し合って頂きました。
生徒さんたちが様々な視点から書きだした、たくさんの言葉ーー。
その一部を紹介させて頂きます。
●「自分ができること」
・ 仮設住宅の掃除、交流、仮設の小学生との勉強会、子どもたちと遊ぶこと
・じいちゃんばあちゃんと遊ぶ、デーサービス(高齢者ホーム)の窓ふき
・合唱、肩もみ、マッサージ、マフラーや手袋作り、海のゴミ拾い、資源回収
・地元のイベントや行事に積極的に参加しコミュニケーションをとる
●「将来の陸前高田」
・便利だけど自然がたくさんある町に。大きいお店や小さい子供が遊べる場所に。
・水族館や遊園地、広い公園がほしい。以前の高田松原のような観光名所を。
・植樹をする。道路を整備する。もう一度来たいと思える町にする。
・スポーツが出来るグランドや大きな体育館が欲しい。
・仕事の場を増やす。大きな図書館が欲しい。
活動紹介や説明、ワークショップでの話し合いにも熱心に向いあう生徒さん達から「今出来る事をして、未来に向かっていく」という力(パワー)を、逆に私達がもらう事になりました。
人との出逢いや繋がりを大切に若い方々の未来に繋がる交流や応援が、これからも必要で、継続していく事が、未来へと繋がっていくのだと改めて感じました。
最後に生徒さんたちから「翼を下さい」の合唱がプレゼントされました。
陸前高田市立高田東中の皆さんどうもありがとうございました。