★活動ピックアップ 2014年5月中旬 (※遠野まごころネットの活動の一部をご紹介しています)
●5/8(木)~5/9(金)マルイグループ福祉会様
継続してご支援くださっているマルイグループ福祉会様。今回は就労支援センター釜石での作業補助と、仮設住宅でのお茶っこ&内職支援をしてくださいました。就労支援センターでは、一緒にラッピングした商品をお買い上げいただきました。いつもありがとうございます。
●5月10日(土)遠野・石上山に新標識設置
遠野三山の一つである石上(いしがみ)山に、新しく製作した標識を8箇所・計11枚設置しました。
この標識は、登山を通じて被災地支援をしている「Trek up Project」様からのご支援で製作する事が出来ました。製作はまごころ就労支援センター釜石で行われました。
ちなみに石上山は、遠野市綾織地区にある古くは修験道が盛んだった山です。早池峰(はやちね)山、六角牛(ろっこうし)山とあわせて遠野三山と呼ばれています。遠野物語・第二話には「石神」山と書かれています。
当日は無事に全員登頂、そして事故も怪我もなく下山できました。
「Trek up Project」の皆さま、そしてご協力頂いた早池峰山岳会の皆さま、ありがとうございました。
●5/11(日)東日本大震災から3年2ヶ月
遠野本部では、黙祷を捧げたあとキャンドルナイトを行いました。ボランティアさんが考えた文字は、漢数字の「一」。「心を一つにし、復興まで一つ一つ前へ進みますように」という想いを込めたとのこと。「一」を囲んで皆で想いを語り合いました。
●5月15日(木)安渡産大槌復興米田植え
安渡産大槌復興米をしっかりした地域ブランドにするために、今年は遠野市綾織地区で農業を営む綱木秀治様のご協力のもと、約2町歩分を育てることにしました。
綱木さんは、震災直後にも被災地へお米を提供されたり、当法人関係者ともお知り合いだったり、息子さんも一時当法人のスタッフで活動されたりと、支援活動そしてまごころと繋がりのあるご一家です。「普通のお米と違い、復興米は販売する際には相手がはっきり見えるし、これまでの繋がりがわかる。その分、責任持って作る」とおっしゃっていました。
場所は、JR釜石線の線路沿いの田んぼなので、土日はSL銀河が通過します。
田植えの帰り道、山で切り出した木を馬に引かせて運ぶ「馬搬」を目撃しました。すでに丸太を降ろしてしまった後でしたが、遠野ならではの光景です。
●5/16(金)釜石まごころの郷にて整備作業
東日本大震災の発生から3年以上が経過した今、復興のためには被災地の地域活性化が必要です。そこで遠野まごころネットは、釜石市にソーシャル果樹園「釜石まごころの郷」を開所しました。
釜石まごころの郷は、企業と連携して、ヨーロッパ系の醸造用ブドウの栽培・管理そしてブドウを使った商品の企画・開発・販売という第六次産業事業を行うファームワイナリーです。アグリツーリズムという新しい地域観光産業を生み、地域活性化と復興に貢献することを目的としています。
この日は参天製薬ボランティアチームの15名の皆さんが、環境整備や周辺木々の剪定、トレリスの組み立てをし
●5/17(土)陸前高田市にてイベント
陸前高田市気仙町で「お達者出前講座」が開催され、共催の当法人も運営のお手伝いをさせていただきました。転ばずに元気で過ごす方法を学んだり、みんなでたのしく体を動かしたり、お茶っこでおしゃべりしたりと、楽しい時間となったようで良かったです。
●5/18(日)陸前高田市にてニーズ対応
陸前高田市の「再生の里ヤルキタウン」さんの春祭りのお手伝いにいってきました。天気も良く、様々な出し物もあり、大盛況でした。
●就労支援チーム、他県で修業
岩手県沿岸に新たな産業と雇用を産むための知識と技術を身につけようと、まごころ就労支援センターのスタッフ数名が半月かけて長野県や関西の農園で修行してきました。ワイナリー・農場見学、畑作り、バジル植付け・収穫作業、種々のハーブの育成法、バジル商品製作・販売法などなど、盛りだくさんの研修内容で、大変勉強になりました。受け入れてくださった皆様、ありがとうございました。